文字を紡ぎだす世界。

新しい境地に足を踏み入れてみる。

すると新しい縁が結ばれる。

人は、人として生きるというのは

出会わずして生きるまじ

と思わせてくれる出来事があった。

 

神様の世界を教えてくれる存在。

見えない世界が視える人との出会い。

 

私が生きていた黒髪の時代と黒服の時代がある。

 

それは死者への祈りではなく

神聖な儀式へと足を踏み入れるとき。

祈りをもって生きていた過去。

 

何気ない生活の中に新しい香りが足されることがある。

 

優雅なものもあれば高貴なものもある。

崇高な神々しい香り。

 

それは黒髪に似つかわしい。
柘植の櫛を手に取って触れていると

古の領域に波長が合い
手入れをされて艶々で麗しい黒髪が恋しくなるというもの。

 

日本人のDNAが騒ぐ。

私の中にたぎらせる血潮。


神々しい光を浴びて

再び私は生まれ変わる。

 

命の輪廻。

 

陽炎の揺らめきの中で、魂の語らい。

 

ありがとうの感謝の念で結ばれていく。

 

エネルギーを糸を編むように

紡いでいこう。

 

紡がれるままに紡いでいこう。