大好きな漫画『500年の営み』のオマージュと言うか、ラストの続きのイメージ。ぜひ読んで頂きたい一冊です。

眞白の作品を好きな方には、かなり刺さると思います。ライン漫画やメルカリでも売ってます。







踏みしめた分だけ、
重さを受けた木道が軋んで沈む。

尾瀬の木道を2人で歩ける日が来るなんて、
どうせ夢だと思っていた。
ずっと叶わないと諦めていた。

だけど今、
君はここに居て、
俺はその隣に居る。

目の前の景色が滲んで、
輪郭が無くなる。

差し伸べられた腕が、
遠慮がちに俺を包む。 

キスしていいなんて言ってないけど、
されるがままって、
こんなに幸せなんだと、
泣きながら思っていた。


長い長い、
俺達の旅が終わる。

なあ?そうだろ?



おしまい


原作 山中ヒコ