「ユ・ビョルナ!ムンシェフ~恋のレシピ~」見ました!! | applejamな休日

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せかせか暮らしてるのに、気が付けば何もせずに一日が終わってる…
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大好きな韓国のドラマや音楽、その他もろもろについて書いてます

"유별나! 문셰프"  2020.3.27~5.16 全16話 韓国Channel A  韓国公式サイト

 

 

ムン・スンモ(エリック、ムン・ジョンヒョク)は世界中を飛び回る売れっ子シェフ。

ある日、実家の韓国料理店で食事中、

スンモを父と呼ぶ女の子ソラ(コ・ドヨン)が現れる。

身に覚えのない事態に慌てるスンモだが、

ひとまずソラを両親に預けオーストラリアに出張する。

一方、世界的なファッションデザイナー、ベラとして活躍するユジン(コ・ウォニ)は、

食事もとらず不規則な生活を送っていた。

仕事で訪れたオーストラリアでスンモと出会うが、

マイ包丁を持ち歩いていた彼を怪しみ警察に通報する。

だがその直後ユジンは栄養失調で倒れてしまう。

そんなユジンをスンモは物乞いだと勘違いし、

お互い誤解したまま2人は別れる。

その頃、スンモの実家で火事が起き両親は焼死してしまう。

急ぎ帰国したスンモは残されたソラと共に、

両親が老後のために購入した家があるソハ村へ移住することに。

そこに、事故に巻き込まれ記憶を失ったユジンが現れる。

村人たちからユジンの面倒を見るよう命じられたスンモは、

ユジンをユビョルナ(=変わり者)と名付け、一つ屋根の下で暮らすことに。

おせっかいな村人たちと交流し、

スンモの料理で癒されていくソラとユジン。

3人はいつしか家族のような関係に。

だが、ユジンの事故には隠された陰謀があった。

そしてユジンの記憶が戻らない中、

ベラを名乗る人物が現れ…。

 

 

 

 

「夜食男女」で

おいしそうな料理を見るのが楽しかったので、

しかも、今回は田舎が舞台で、

子役ちゃんも登場の、

ほのぼのヒーリングドラマを期待していたのですが…

 

 

いやいや、全然ヒーリングじゃなくって、

陰謀渦巻き過ぎ、欲望ドロドロの

とんでもないドラマだった――!!!

 


陰謀の主役、

悪の権化はこの方。

アン・ネサン氏演じる、

ドンハン・インターナショナル代表、イム・チョリョン。

 

ドンハングループを手中に収めるため、

放火、

事故偽装、

殺人教唆、

拉致、

そして自らも殺人を…

余りの非道さに、

ちょっとキャラにリアリティが感じられなくて…

 

アン・ネサン氏、

この間見た「私の国」でも、

とにかく憎い敵役で、

最近、すっかり悪役キャラ?

 

 

ストーリーの強引な展開も含めて、

残念なドラマだったんですが、

いくつか楽しめる点もありました。

 

 

まずはムンシェフの鮮やかな包丁さばき!!

エリック氏、

もともと料理上手で、

「三食ごはん」でも活躍してましたが、

ほんと、もう目にもとまらぬ包丁さばきで、

これだけでも一見の価値あり!!

欲を言えば、

もっと料理シーンや、

おいしそうな食事シーンがあればよかったなあ。

 

 

 

 

そして、世界的デザイナーの着るおばちゃん服。

「柄ON柄」のすごい組み合わせが、

コ・ウォニさんの着こなしだからか、

逆にかわいく見えてくる。

 

 

 

 

 

 

入り組んでて最初はちょっとわかりにくかった

人物相関図はこちら↓

BS-TBS公式サイトよりお借りしました。

 

 

 

 

 

それにしても、韓国ドラマ界、

どんだけ子役の宝庫やねん、っていうくらい、

また今回の子役ちゃんも良かったね。

素朴な雰囲気のソラにピッタリだったコ・ドヨンちゃん。

なまりのきついセリフ、

やりにくかったと思うけど、

見事にこなしてましたね~

欲望ドロドロの中で、救いのキャラでした。

 

 

 

そして、いい味出してた脇役1号。

スンモの親友パン・ダフン。

演じてたのはチェ・グァンジェ氏。

このドラマ、メイン3人以外は私にはほぼお初の人ばかりで、

この方もてっきりお初だ!!!と思ってたら違ってた。

この役の人だったよ~~↓

 

 

 

 

「ペガサスマーケット」パヤ族の長、ピエルレック!!!!

いやいや、こっちの役、キャラが濃すぎて、

分からないのも無理はない…

 

 

 

その他、

村人の役者さんたちも、

みんないい味出してました。

 

そして、

最近ドラマの舞台にちょくちょく使われてる韓屋。

「ホテルデルーナ」でヨ・ジング君が住んでたり、

「花様年華」でユ・ジテ氏の実家だったり。

今回も、

ムンシェフがソハ村で

韓屋を利用してレストランを開くんですが、

その韓屋がとてもいい感じで。

実在の韓屋とセットと、うまく使い分けてるんでしょうが、

とにかくステキ。

日本でも古民家カフェとか流行ってますが、

いつか渡韓した時には、

韓屋宿に泊まってみたいな、と思ったのでした。