"왕이 된 남자" 2019.1.17～3.4 全16話 韓国tvN 韓国公式サイト
朝鮮王朝時代、
父王から認められぬまま即位したイ・ホン（ヨ・ジング）は、
自分の地位を脅かす者を次々と殺害。
自らもいつか暗殺されるのではないかとの不安に怯える日々を送っていた。
奸臣シン・チス（クォン・ヘヒョ）の謀略で
薬物中毒となったイ・ホンは次第に狂気を帯び、
側近イ・ギュ（キム・サンギョン）に自分の不安を何とかしろと詰め寄る。
旅芸人のハソン（ヨ・ジング／2役）は道化師として権力者たちを風刺し、
各地を回っていた。
漢陽（ハニャン）を訪れた一行は、王を揶揄する芸を行っていたが、
その場に居合わせたイ・ギュにハソンが捕らえられる。
イ・ギュはハソンが王にうり二つであることに気づき、
彼を王の影武者にしようと考えたのだ。
一度は宮廷を逃げ出したハソンだったが、
妹のダルレがシン・チスの息子に凌辱されたと知り、
彼への復讐のために力を手に入れようと王宮に帰ってくる。
一方、王妃のソウン（イ・セヨン）は冷酷な王を敬遠していたが、
別人のように優しくなった王に、次第に惹かれていくのだった…。
もう、とにかく面白かった。
久しぶりに史劇らしい史劇を見た。
私が苦手とする史劇にありがちな点、
チャンバラシーンや残虐な拷問シーンもギリギリ少なくて、
また、フィクションなので結末が固定されることもなく、
ストーリーがどうなっていくのか、
ワクワクしました～～!!!
何と言っても、
ヨ・ジング君の一人二役が素晴らしかったね～
狂気をはらんだイ・ホン。
純粋でまっすぐなハソン。
二役を演じ分けたのはもちろんのこと、
道化から徐々に真の王に成長していく
ハソンの内面の変化も表現しきっていて。
ほんと、素晴らしい!!
「ホテルデルーナ」の時も、
少年から、愛する人を守る一人の男へと成長していく姿が
ヨ・ジング君の演技、完璧だったけど、
この手の役を演じさせたら、
今、彼の右に出る者はいないかと。
本作は映画「王になった男」のドラマ化なんだけど、
映画、見てないのに、
こんなこと言うのは何ですが、
イ・ビョンホン氏だと、
この成長過程を演じるには
既に大物になりすぎてるかと。
まあ、この予測が当たってるかどうか、
映画の方もぜひとも見てみたいんですが。
そして、ハソンの参謀であるイ・ギュ（ハクサン）を演じたキム・サンギョン氏。
この方、私は「チョンイル電子 ミス・リー」で初めて見て、
誠実で堅実なユ部長役がぴったりだったんですが。
今回も、
民のための国づくりを目指し、
ハソンを導きながら、
やがてハソンの真剣さに誠実に向き合うようになるハクサンの役が、ピッタリでしたね。
ヨ・ジング君とW主演と言ってもいいかと。
とにかく、
ハクサンあってのハソンだったかと。
そして、
王妃ソウンを演じたイ・セヨンちゃん。
ヨ・ジング君同様、子役出身。
どこかで見たよねーと気になってたけど、
ホンギの「花遊記」や「ヴァンパイア探偵」で見てました～
その時も印象強くて、
気になる女優さんだったんだけど、
今回、初史劇だったもんだから、
ピンと来なくて… いやいや、私の記憶力の低下？
透明感のある、きれいな女優さんよね。
清純なソウンにこれまたぴったりの配役でした。
イ・セヨンちゃん、
今回の役も良かったし、
もっと注目されるんじゃないのーと思ったら、
現在、ジュノ主演の「袖先赤いクットン」に相手役で出てたー
その他の人物相関図はこちら↓
ドラマ公式サイトよりお借りしました。
悪役も今回よかったよね～
憎々しくって、
往生際悪すぎのシン・チス役、クォン・ヘヒョ氏。
悲しい母でありながら
権力への執着を見せる大妃役のチャン・ヨンナムさん。
お二人とも
いつも「いい人」役だったのに、
今回極限まで憎々しい悪役で、
さすがの役者魂！を見せてくれました。
そして王様の味方、チョ内官とチャン武官。
チョ内官は映画でもチャン・グァンさんが演じたそうで。
いかにもいい人のチョ内官、このキャラも良かったね～
そして、王の護衛武士はいつも気になる存在。
王に忠誠を誓って、見ていて苦しいほどのチャン武官。
彼には幸せになってほしかった…
演じたユン・ジョンソク君、今後に期待大です。
私はBS放送版で見たんですが、
吹替版になってて、
韓国語に切り替えずに録画しちゃったもんで。
いつもならとーっても残念なんですが、
今回、吹替版でも比較的違和感なく見れたのは、
作品自体の完成度が高かったからかな、と。
しかし、
やっぱり、韓国語で見たかった―――
、
『王になった男』8分間のダイジェスト動画 11/5(木)独占配信スタート！
