「六龍が飛ぶ」のピョン・ヨハン、その19!! | applejamな休日

applejamな休日

せかせか暮らしてるのに、気が付けば何もせずに一日が終わってる…
ゆっくりとジャムでも煮ながらお休みの日を過ごしたいなぁ…
大好きな韓国のドラマや音楽、その他もろもろについて書いてます

 

"육룡이 나르샤"  韓国SBS 2015.10~2016.3 全50話   韓国SBS公式サイト
 
 
 
 
BSフジでの放送、
残すところ5話(オリジナルでは3話半?)。
 
最初のころはノーカットだと思ってBS版を見てたんですが、
注意して見ていると、ちょこちょこカットされている。
前記事の、ヨニの足をいたわるバンジのきらきらお目めのシーン、
録画を見直したら、カットされてた!!
以前、バンジの修練シーンもカットされてたよ。
いや、ほんと、ダメでしょ、そこカットしちゃ。
 
 
 
 
 
イ・ソンゲとの会談を終えて、帰途に就くチョン・ドジョンたち。
ヨニの足を心配するバンジの提案で、
休憩のために店に入る3人。
 
 
 
自分にとってはチョン・ドジョンが夢そのものだったというヨニにドジョンは、
「国を新しくするのに夢中になって私は家族を大切にしなかった」
 
 
「同志たちとお前たち二人は家族も同じだ」
 
 
「だから、ヨニ、お前を結婚させようと思う」
 
 
「えっ?」
 
 
「お前の考えはどうだ?」
 
 
「それは…」
それは困るとホントは言いたいバンジ。
 
「お前のことだよ」
えっ?俺たち二人のこと?って気づくバンジ。
 
いたずらっ子のように嬉しそうに笑うドジョン。
 
 
(明日からは本格的な戦いが始まる。)
セリフはないけど、恥じらいの中に、
お互いを思いやる気持ちが、よく出てるシーン。
あー、このまま二人を幸せにしてあげたい~!!
 
 
 
《BEST》 Six Flying Dragons 육룡이 나르샤|김명민, “정유미, 변요한과 혼인시키고파” EP45 20160307
(キム・ミョンミン、「チョン・ユミ、ピョン・ヨハンと結婚させたい」)

 
 
 
 
私兵廃止を考えるドジョンに抵抗して、
密かに泮村に武器庫を作ったバンウォンの妻、ミン・タギョン。
その武器庫を守ろうとしてチョ・ヨンギュは、
偶然来合わせたチョク・サグァンと斬り合いになり、命を落とす。
チョン・ドジョンと自分の弟で世子のバンソクとを殺すことを決意するバンウォン。
ムヒュルはヨンギュの葬式で、バンジを見かける。
 
 
「バンジと戦うことになるのか? 俺がやられるのか?」
 
 
「どういうことだ?」
 
 
「チョク・サグァンのようだ」
 
 
「何だって?」
定昌君の子どもたちにも死なれ、
自らも命を絶とうとするチョク・サグァン。
 
彼女の人生も、かわいそすぎる。
ひっそりと、定昌君と二人、過ごさせてあげたかったのに。
 
 
 
 
 

《BEST》 Six Flying Dragons 육룡이 나르샤|윤균상, 변요한과의 결투 예견 EP46 20160308

(ユン・ギュンサン、ピョン・ヨハンとの決闘予見)

 

 

 

 

遼東征伐に向かうチョン・ドジョンの護衛として、

明日、戦場に向かうバンジを心配して、

ヨニは戦用の衣装を縫って渡す。

 

 

 

「私、衣装を縫うのが、とても辛かった」

昔のことを思い出して、辛くなるバンジ。

 

 

「だから、受け取って。何も言わず」

 

 

「あの…俺もこれ…」

自分がムヒュルのおばあちゃんにもらった

矢もよけていくというお守りをヨニに結んであげるバンジ。

 

 

「お前が着けててほしい。」

 

 

「これ、ミョサンおばあさんが、

あなたが戦から生きて帰るように、くれたものじゃない」

 

 

「お前が心配だから。俺もいないのに、漢陽にはムミョンがいるし」

 

 

「貸すんだよ」

 

 

「戻ったら、必ずまた返してくれ」

 

 

「戻ったら…」

 

 

「その時は、俺たち一緒に夢を見られるかな?」

 

 

《BEST》 Six Flying Dragons 육룡이 나르샤|변요한, 정유미와 애틋한 포옹 EP46 20160308

(ピョン・ヨハン、チョン・ユミと切ない抱擁)

はあー、また来たよ。

バンジの目!!

セリフがない時の目!!

ヨニを抱きしめる前の一瞬の目!!

そして、ジュンスの歌声が~!!

あああ、切ないーーー!!!

 

 

 

 

 

 

イ・バンジ(タンセ)中心に見てますが、
ここへ来て、加速度的に悲壮な方向に進んできていて。
それもこれも、すべてイ・バンウォンの私欲(自分が政治の中心になりたい)のせいなんですよね。
 
「六龍が飛ぶ」って、群像劇なんでしょうけど、
それにしたって、メインはイ・バンウォンと、チョン・ドジョンですよね。
(ま、私の中ではあくまでバンジがメインですが)
こんなに共感できない人物が主人公のドラマって、ありですか?
それとも、みんな、バンウォンに共感して見てるの?
そうだ、やれやれ、バンウォン!!みたいな?
 
それとも、ヒール役のバンウォンを設定することで、
その他の人物の生きざまをよりわかりやすくする意図とか、ですか?
 
うーん、ほんと、謎!!
こんなドラマ、今までなかったよね。
正直、ストーリー展開は荒いし、
史実という縛りがあるからか、
フィクションの部分にも無理があるような…
 
でも、私が「六龍」見てるそばでチラ見した息子が言います。
「このドラマ、いつも政治とか哲学とかについて語ってるね?」
 
そうなの、なんか、
政治とはどうあるべきか、とか、
人はどう生きるべきか、とか、
脚本家の熱い問いかけが、
このドラマのあちこちにちりばめられてるわけですよ。
それが、このドラマのいいとこなのかな?
ちょっとストレートすぎるところもあるけど。
で、視聴者も一緒になって考えさせられるっていう…
 
あの、キル・テミとバンジの決闘シーンですら、
単なるチャンバラで終わらせず、
人間の悲しい性についてキル・テミに語らせちゃってましたからね。
今思えば、あのころはまだしも、幸せだったのね…私も、バンジも。
 
残り5話、覚悟しないと、見れません…