「九家の書」見終わりました!! | applejamな休日

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せかせか暮らしてるのに、気が付けば何もせずに一日が終わってる…
ゆっくりとジャムでも煮ながらお休みの日を過ごしたいなぁ…
大好きな韓国のドラマや音楽、その他もろもろについて書いてます





韓国MBC公式HP





軽い気持ちで見始めましたが、

思いのほか面白くって、どんどん見ちゃいました~

2週間で見終わるって、私にしては、早い方です。

おかげで、案の定、寝不足気味…




神獣の力を制御できず「怪物」呼ばわりされていたガンチが、

ヨウルの愛情によって、

次第に自分自身をコントロールできるようになっていくんですが。



「怪物」でなくなるために、

「人間」になろうとしたガンチだから、

もう、神獣の力をコントロールできるんなら、

「人間」になる必要ないんじゃないの?って思ったけど、

愛するヨウルとともに歳を重ねたい、っていう願いが切なかった。



ラスト、思いもしない展開だったので、

ちょっと納得いかない気もするけど、

韓国ドラマのよくあるパターンちゃ、パターンです。

こういうラストが好きなのかな?

意見の分かれるところでしょうね。



ストーリーの出来がいいのはもちろんですが、

主役の二人の好感度が高かった。

さすが「国民の弟」と「国民の初恋」です。




イ・スンギって、私の好みで言えばイケメンじゃないんですが、

演技も立ち回りも上手だったし、

愛嬌というか、かわいらしさがある。

憎めない感じですね。










スジは、演技力不足と言われてたらしいですが、

演技では出せない

本物の初々しさやかわいらしさがありますよね。








それにしても、スジ、いつも軽く口が開いてるよなーって。

ほら。







そして、主人公の二人以上に気になったのがこの人たち。


悲しすぎる運命を生きることになるチョンジョ(イ・ユビ)。

はっきり言って、ヒロインのヨウルより、よっぽど魅力的な人物として描かれています。

お嬢様から、妓生へ一気に転落して、

一度は死を考えながらも、強くたくましく生きていく女性で、

彼女を主役としてドラマが一本作れます。



女優さんも初めて見ましたが、

演技がしっかりしてて、今後が楽しみな人ですね。








気になるもう一人は。


ヨウルの護衛、ゴン(ソンジュン)。

ヨウルに恋しながらも、その思いを胸に秘め、

ひたすらヨウルを守り続ける、切ない役どころでした。



ガンチに焼きもち妬いたり、

ヨウルのちょっとしたことにドギマギしたり、そんなかわいい所と、

とにかく立ち回りになったら、めっちゃカッコいい所と、

両方兼ね備えているところが魅力的でした。



なんか、一時、スジとソンジョンて、熱愛説が出てたんですね。

まあ、あってもおかしくないと思います。

スジ&ソンジュン熱愛説 Kstyle記事






こっちのカップルでも良かったじゃん、って。









しかし、しかし、しかーし。

この人無くしてこのドラマは成立しない。





悪役中の悪役、チョ・グァヌン(イ・ソンジェ)。

今まで私が見た韓国ドラマの中でも、ワースト3に入るか、

いや、ワースト1かっていうくらい、悪い奴でした。



現代劇の悪役は、悪いと言っても、やることが知れてます。

それに比べて、時代劇は何でもアリだから、

こやつのために、何人が殺され、何人が転落の道をたどったことか。

いや、ほんとひどい奴でした。








それに対するこの人。



韓国の大英雄、李舜臣イ・スンシン(ユ・ドングン)。



李舜臣について、歴史に弱い私はほとんど無知なんですが、

豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、日本軍と戦って、戦果を挙げたんですね。

その偉業をたたえて、ソウルの光化門広場には、立派な像が立ってます。



まあ、とにかくにっくき日本軍を追い払ったんですから、大人気ですよね。

李舜臣を主人公として、この夏韓国で公開された映画「鳴梁」は

観客1760万人を動員して、観客動員数歴代1位の作品になったとか。





でも、このドラマの中では、勇猛果敢な将軍というよりは、

知性的な政治家という描かれ方で、

ガンチにとっても、包み込むような優しさを持った父親のような存在でした。





若手とベテラン、主役と脇役、

両方がそれぞれの持ち味を出してるって言うのが、

面白いドラマの条件ですね。




あ、あと、どうしても気になったのが、

途中出てくる変な日本人(当然悪役)。

やはり、日本人の俳優を使ってほしかったです。

たどたどしい日本語に、テンション下がりました…