4月の終わりごろから見始めた「逆転の女王」。
最初のころはコメディチックに、キャリアウーマンのプライドや孤独を描いてて、
なんか、分かるなぁ…と共感しつつ見ておりました。
途中からは、ヒロイン・テヒとその夫・ジュンスのすれ違いが中心となり、
特に13話最後の、ジュンスがテヒに別れを切り出す場面は
もう、涙なくしては見れませんでした。
夫としてお前に何もしてやれなかったから、
せめて、別れは自分の方から言ってやるっていう、
優しさっていうか、人がいいっていうか…
ジュンスの人の良さがテヒの誤解を招いただけなのに、
「あれあれ? こんなんで別れちゃっていいの?」って、思いました。
私、完全にジュンス寄りで、
2人は絶対よりを戻すもの!!!と信じておりました。
ンだもんで、その後、パク・シフ演じるヨンシクが
テヒに段々惹かれて行っても、
「ああ、また、パク・シフ、片思いの役…」と思っておりました。
だいたい、このヨンシク、プレイボーイだし、
自分勝手で、優しくない嫌味な御曹司だったんです。
それが次第にいい奴になっていくんだなぁ…
しかも、不幸な生い立ちで、孤独なんだなぁ。
そして、テヒに寄せる切ない片思い…
おおっ、これこそ、パク・シフの真骨頂!!
32話中の20話くらいまでは、
そのような展開がゆるゆると進み、
面白いんだけど、
パク・シフもチョン・ジュノも、ちょっと私の好みと違うし…などと思いつつ、
見るともなしに見ておりました。
ところが、ところが、
25話くらいから、私の期待を裏切り、
「あれ? テヒもヨンシクのことが好きなの?」という展開に…
てっきり、テヒは駄々っ子のようなヨンシクを
母親のように見守る存在だと思っていたのに、
いつから、ヨンシクのこと男として見ちゃってたの???
と、私の頭の中は勝手に混乱。
テヒは絶対、ジュンスとよりを戻すと信じていたのに、
え～っ、どっちとくっつくの～??
てな具合に、ここへ来てやっと、このドラマにハマりだしまして…
あと5話を残すまでとなりましたが、
予断を許さない感じのこのドラマ。
うーん、どう決着をつけるんだろう?
見えそうで、見えない感じです。