昨日、夕飯の後に娘がカラーセラピーをやりたいと言い出しました。
時々自分からやりたいって言うんですよね。
「いいよ~」と引き受けてセッションした後、「ねぇねぇ、粘土で遊んでみない?」と誘ってみたら「やるっ!」と食いついてきた娘(笑)。
早速モードーを取り出してみると興味津々♪
テレビを見ていた息子までいつの間にか近くに来てました(笑)。
「好きな色を選んで、好きなものを作っていいよ」と伝えると、全く迷うことなく手を動かし始めた2人。
やっぱり大人と違って子供はそういうのに慣れてるのね~と思っていると、「できた!」の声。
「これはなぁに?」と聞くと「ペロペロキャンディ♪」と紫の渦巻きを見せてくれました。
息子は何やら集中して作っていましたが、やっぱり渦巻き?と思って何気なく見ていたら、途中で「あ!」と言って全部つぶしてしまいました。
そこからまた渦巻きを作り始め、その先に細いパーツを器用にくっつけ、「かたつむり!」。
「上手じゃない♪ 目のところがよくできてるね」と伝えたら、またしても「あ!」と言い出して、今度は薄い不思議な形のものを作り出しました。
そして最後にそれにかたつむりを乗っけて完成。
かたつむりの下のビロビロは、息子いわく「かたつむりが進むときにビロビロ動くところ」だそうです。
よく観察してるなぁって…息子にはいつもそういうところに驚かされます。
子供たちを巻き込んで自宅での初モードー。
なんだかとっても楽しかったですよ。
娘はそのあとも葉っぱに乗ったお団子や、恐竜の卵を作って楽しんでいました。
長野松代総合病院小児科部長の池野先生が「ゲーム・メディアと子供の心」という講演会を開催されるということを聞きつけ、これは行かなければ!!ということで、今日の夜は小布施町にあるまちとしょテラソに行ってきました。
池野先生には以前、うちの子供たちもたくさんお世話になりました。
どんな小さな心配ごとも嫌な顔一つせず親身になって受け答えしてくださるし、子供の身体の状態についても、素人の私たちに理解できるよう、私たちにレベルを合わせてお話ししてくださる、私の大好きなドクターです。
思い返せば息子1歳、私もママ2年目。
保育園に預け始めたばかりの息子の状態が良くなく、それが長期間に及び本当に参ってしまっていた時に初めて先生にお会いしました。
その時診ていただく事が出来たのも、そういえばいつもお世話になっているサロンの美容師さんが息子の状態を心配して先生のことを教えてくれたからでした。
やっぱりこれも人と人とのつながりで、それが運んで来てくれた縁なんですね。
先生に初めてお会いした日、今まで幾つもの病院に行ってみたもののそれまでしたことがなかった検査を手早く行い、検査結果を見て「やっぱりね」とその日の内に原因を突き止めて対処してくださったのは本当に感動しました。
その息子も今は3年生。
娘も生まれてすぐからお世話になり、今は5歳。
先生が松代に行かれてからは一度もお会いしたことはなかったのですが、今回こういう形でまたお話しを聞く機会ができて今日はとても嬉しい日でした。
講演会の最後にご挨拶をさせていただいたら、「お子さんはもうずいぶん大きくなられたんでしょうね~」って、今日も相変わらず優しい方でした。
はい。
子供たちは大きくなりました。
でも、ゲームもテレビも大好きなんです・・・とは言えなかったなー…(苦笑)。
今日の先生の講演会、色育の講座でも勉強していた内容だったのである程度のことは覚悟していましたが、やっぱり聞いていて恐ろしくなってしまいました。
色育講座のあとに感じた「ゲームやテレビって怖い」っていう思いが、ますます強くなりましたね。
やっぱり全てを否定するわけじゃないけれど、ほどほどにしないといずれ取り返しのつかないことになってしまうかもしれない。
そういう危険性があることを親が理解していないといけないなぁと強く感じました。
印象に残ったのは、
・テレビの見過ぎは寿命を短くさせる
・親が1時間テレビを見ている家の子供はそれよりもプラス30分多くテレビを見る
・テレビやゲームの映像が心身に悪影響を与える可能性は非常に高い
・前頭前野の重要性
・実体験の減少
などでした。
前頭前野のことを調べてみたんですが、前頭前野って脳の司令塔と言われている部分なんです。
人間はここでいろんなことを考えるんですね。
そしてそこで良い、悪いなどを判断したりする…つまり意思決定だったり、激情の抑制だったり…。
人間が人間らしく能力を発揮する場所なんだそうです。
たとえば目の前に嫌いな人が現れても、視覚から入ってきた情報が前頭前野に流れ行動や激情の抑制を行うので、突然その人を殴ったりというような行動に出る人はいないんですが、テレビやゲームのしすぎでゲーム脳になってしまっている人はその前頭前野が発達しないため、視覚から入った情報が感情を抑制することなく行動に出てしまうことがあるそうです。
その行動こそがよく聞く「キレる」ということだったりするそうです。
今時の若い子たちはすぐにキレるなんていうことを耳にしたりすることがありますが、実はこれは前頭前野の機能が低下しているということだったんですね。
テレビやゲームは前頭前野を刺激しませんから、テレビ・ゲーム・スマートフォン・タブレットなどの発達が著しい現代は、昔に比べ前頭前野の機能低下を起こしている子供たちが多くいるということです。
それを考えると、これからの日本は、世界はどうなってしまうんだろうと不安にもなりますね。
テレビやゲームから少し離れて散歩をしてみたり、お手玉などの手を動かす遊び、絵を描く、スポーツをする、メルヘンや小説などイメージを膨らませることができる本の読み聞かせなど、前頭前野を刺激するにはそんなに難しいことをやらなくてもいいみたいですよ。
昨日は某企業の支社長さんとのセッション2回目でした。
今回のテーマはマーケティングについて。
これ、先日のブログ記事にも書きましたが、私の苦手項目の一つである人脈を作る力にとても深く関わってくるものです。
なので2時間のセッションの間、とにかく持ち帰れるものを・・・と考えながらお話しを聞いていました。
そして思ったこと。
やっぱりそこにあるのは、伝えたい人への想いだったり、大切な人への優しさだったり、またその先の大切な人の大切な人への想いだったりするのだということでした。
伝えたいことがあるのはどうしてなのか?
何を何のために伝えたいのか?
そして何が伝わったのか?
そしてどこへ行くのか。
そこにはやっぱり「優しさ」があるんじゃないかなぁって、私は思います。
そう。
このセッションを受けることになったのも、私の大切な尊敬する先輩が、何度も私の話を聞いてくれて、その結果「このセッションを受けてみたら? きっとあなたの役に立つことがあると思うよ」と言ってくれたのがきっかけでした。
先輩がそう言ってくれなかったら、きっと出会うことはなかった担当の方、そして支社長さん。
2人ともとってもとっても素敵な方で、お会いしてお話しすることができたということに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
この縁を運んでくれた先輩。
きっと今の私にはこれが必要だと思って、一歩を踏み出す勇気を私にくれました。
やっぱりそこにあるのは「優しさ」「つながり」なんだろうなって、思うんです。
結局何もかもが、そこに戻っていくのかなぁと感じる今日この頃。
だってやっぱり、いつの時も、人と人との関わりが一番大切なんですよね。
そこから何かが始まるし、そこで何かが終わっていく。
もしかしたらそんなすごく単純なこと・・・だからこそ、難しいのかもしれません。


