占星術鑑定、環です
随分お久しぶりの投稿となって
しまいました。(^^;)
新しい案件のお仕事でブログを
立ち上げる暇もない位でしたが、
家族の用事で実家に帰り、
いつもは見ないTVをつけると
フジコヘミングさんの追悼特集を
やっているじゃないですかーーー?!
TVの前に釘付けになってしまいました。
何かのメッセージともいえる
この絶妙なタイミング。
※画像おかりしてます。
フジコさん、92でもこんなに
精力的に活動されていたんですね。
そして、亡くなる一月ほど前に
リハビリでモーツァルトのソナタを
引いて、自らピアノのフタを閉じた
フジコさんの映像。
じーんときました。
素敵な方でした。
特集の中で亡くなられた時間も
出ていたので、早速チャートを
立ててみました。
出生図↓
※出生時間不明。アングルは読めず。
どちらにしても月は天秤座。
続いて、命日チャート↓
出生時間がわからないので
月の度数は前後6度までよめそう
ですが、あの壮絶な人生を考えると
月がハードにグランドクロス
しかも土星冥王星と90度。
これはきっと、効いているでしょう。
このクロスになっている冥王星
天王星が、命日チャート
では月とトラインに。
その二つのトラインの間に
アセンダント海王星。
月が際立っています。
葛藤を越えて調和し
芸術家そのものの人生を貫き
人生を駆け抜けていった。
フジコさんの人生らしい
とても象徴的な命日チャートに
見えます。
ネイタルチャートに戻ってみます。
あの独自のスタイルを
貫いたフジコさん
何となく、山羊の匂いが感じられ
るなぁと思っていたのですが、
太陽は射手座ですね。
でも、水星金星が山羊座で
合してますね。唯一の合。
これは根っからの芸術家。
きれいな演奏が求められても
自分が心地いい感覚にそって
独自のスタイルを貫いた
地のサインらしいこだわりです。
「機械じゃないんだから
少しくらい間違ってたって
いいじゃない。思いの方が大事。」
今の私たちにも響く言葉ですね。
(いや、私か？^^;)
太陽と火星は、土とは正反対
の火、射手座ですね。
柔軟宮らしく
丁寧に技術を磨きながら
何があっても、いつも高みを目指し、
精神を磨きあげていった人生。
「小さな頃に泣きすぎて
涙は全部出しちゃった」
感情にひたらず、信仰を持って
高みを目指す。
それがないと生きてこれなかった
ともいえるけれど、
徹底した練習・地のこだわりと
火の希望、両輪をもって
それこそが彼女の哲学になって
いったように思います。
演奏を通して、私たちに布教
してくれたのも射手座らしい
性質ですね。
太陽の度数は堂々のカリスマ度数。
因みに、太陽の真向かいは
双子座の13度
「ピアノを目の前にした偉大な
ピアニスト」という度数です。^^
偉大なピアニストでありながら、
メッセンジャーとしての役割を
担ってくれていたのでしょう。
フジコさんにとっての
苦しみでもあり、才能の原点
でもある象徴的な月は、
天秤座です。
衣装は自分でそろえる位
おしゃれが大好きで、
いろんな人と
価値の交流を楽しんだ人。
金星が生きてますね。
小さな頃に戻って
モーツァルトのソナタを弾いて、
パタンと自ら閉じたピアニスト
としての人生。
きっとご本人の言葉通り
今頃は天国で
ショパンやリストと再会し
思うままに演奏や価値の交流を
楽しんでおられるのでしょう
クラシック好きでなくても
一度聴いたらどこかに残る。
そんなピアノだったと思います。
魂に響く演奏を
ありがとうございました☆
ご冥福をお祈りいたします。
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