占星術鑑定、環です
前回の続き、人間関係を語る上で
占星術的に無視できないのが
冥王星という天体です。
このブログでも、時々チャートを
とりあげる方は、
個人天体と冥王星が絡んでいて
冥王星の影響を受けやすい方が
多いですよね。
時代や人の影響を受けやすく
波乱万丈の人生なりやすいとも
いえます。
占星術の12サインには
支配星というのがあって、
冥王星ときってもきれないのは
蠍座というサイン。
蠍座は水×固定宮で、人の情動に
強いこだわりが絡んできます。
霊媒体質や単に人のエネルギーや
影響を受けやすいというのとは
又違って、
誰かの絶対的な価値観が
自分に覆いかぶさってくる
というか。
まだまだ自分自身が確立できていない
段階だと、自分を見失う以前に
自分というものが
よくわからない
体験になりやすいのです。
だから、冥王星との強い配置が
あると、自分がわからないので
人と距離の取り方がわからず
人間関係でつまづきやすかったり
するのですよね。
私自身もこの配置があるので
人間関係にはすごく苦労して
いました。(特に、若い頃は)
じゃあ、冥王星が悪い天体で
私たちをこらしめるためにあるのか？
というとそうでもないようです。
何事も一長一短で、
裏があれば表もあって、
成長のプロセスがある!
というのが、心理占星術の面白いところ。
じゃあどうしたらいいの？
というと、まずは
人の価値観と自分の価値観を
わけて、これは私の考えじゃなよね!
と気づけることが第一歩ですよね。
絶対的な影響力をもつ人から
一旦離れてみる、距離をとってみる
という時期も大切です。
そして、そこで
自分の価値観
私はこれが好き!という感覚や
大切にしたいものを取り戻して、
自分にそれを許可してあげる
そんな時期も必要です。
時間はかかるし、かけても
いいと思います。
そんな自分の軸ができたら‥!
そこで終わりにせず
もう一度、いろんな価値観に
触れてみるのです。
自分とは違う価値観をもつ人たちと
関わりながら、
時には頼ってみたり、甘えたりして。
自分の軸がある上で
それができると、
今度は全然違う体験を
自分に感じられるはずです。
冥王星や蠍という
人からの力を借りたり
いろんな人と協力しながら
自己実現していく力に
変えていくことができるのです。
言うは易し行うは難しなのですが、
でも、冥王星の影響がある人こそ
断絶で終わってしまうのは
もったいない!
と感じることが多いから。
時間はかかってもいい。
かけてもいい。
大切な自分のことだから。
でも、
引きこもってしまわないで
ということ。
前回書きたかったのは
実はそういうことで、
(上手くまとめられなかったのだけれど)
こういう風の時代だからこそ、
いい塩梅に人と距離をとって、
そして、
最後には交流ができると
最高だなと思うのです。(^_-)
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