占星術鑑定、環です
10月に入り、これから蝕の季節に
入っていきます。
日食・月食が起こることを蝕(食)
といいます。
10月は、旧暦でも神無月と呼ばれていて
神様がいない月、何故なら神様が一所に
集まって話し合いがもたれるから、
(つまり普段のそれぞれの場所にいない)
全体として、大きな転換が起こりやすい
とも言われていますね。
そういえば、昔心理学セラピーの
スクールに通っていた時も、
神無月(10月と続く11月)に出てくるテーマは
奥が深くて、なかなかヘビー級だったのを
思い出します。
占星術的にいえば、これは蝕にあたる
わけですね。
そう思うと、日本の旧暦は
よくできていた暦だったなあと
感心します。
占星術では、蝕とは、
太陽と月の軌道を結ぶ交点
(二つの軌道の角度が少しズれていて、
この交点は二つできます。)
ドラゴン軸と呼ばれる場所が、
新月満月軸と重なることで地球が間に入り
月がかけたり、太陽が隠れる現象のこと。
月食日食は、普段の新月満月よりも
更にパワーを増します。
ドラゴン軸は、実際に天体が
存在するわけではなく、
計算上の場所のポイントなのですが
占星術では結構重要視されています。
なぜなら、過去生やご縁といったような
目には見えないけれど影響がある
スピリチュアルな視点として
読まれることが多いから。
わかりにくいけれど、奥の方や痛い所を
つかれるような‥
なぜかわからないけれど、急激に
半強制的に物事が変わってしまった‥
そんな感覚に近いかもしれません。
そして、今年の蝕の季節は
冥王星が順行に戻った後
火星・水星が続けてさそり座に入ります。
冥王星は蠍座の支配星にもなるので
全体的に THEさそり座色がとても強い
のです。
太陽もさそり座にいます。
さそり座の得意なことは
ひとつのことを徹底的に深堀すること。
限界にまでチャレンジし
新しい可能性を見出したり、
V字回復を促すこと。
こうやって書くと、なかなかに
ヘビー級ですよね。笑
でも、大きな視点、社会現象として
みると、冥王星が順行に戻ることで
膿だしされたものがいい形に
V字回復していく流れになるのでは
ないでしょうか。
期待したい所です。
そして、今日書きたかったのは
蝕の話がメインではなく(長い‥)
心理占星術的に個人をみた時に
(大きな社会現象ではなく)
このさそり座的なエネルギーに
ピンとくるタイプの人と
そうでないタイプの人もいるよ
というお話です。
深堀すること、V字回復することは、
もちろん大切なテーマですし
私たちの人生の中にも
12のテーマのひとつとして
皆もっているのですが、
個人のチャートを見ていくと
さそり座や冥王星的なものが
あまり効いていない方もいる
のですよね。
ということは、こういった事に
あまり価値を感じない人もいる
ということなのです。
過去を探っていったり
徹底的に向き合う事よりも
未来に向かって希望を見出したり
明るくて軽やかな方向に
価値を見出すタイプの方も
いるのですね。
そして、これもやはりさそり的な
テーマと反対で
私たちの人生の12のテーマの
ひとつとして、皆もっているのです。
言ってみれば、
それぞれに得意分野があり
それぞれにお役目が違う
ということですよね。
もちろん、個人のチャートは
複雑にできていて、
一区切りにどちらかのカテゴリーに
分けられるものではないのですが、
自分がよりどっちの傾向をもっているな
と知っていること。
過去はこうだったけど、今はこっちかな
等、今の自分の立ち位置に合わせて
ベクトルを選んでみること。
こういった視点は大切にして
いきたいものです。
さて、そんなあなたは
どっちのタイプでしょうか？
それを知った上で蝕の季節も
楽しんでいきましょう。^_-
蝕の影響は後からじわじわと
効いてきますので、(目にみえにくい)
これからの半年、社会情勢にも
ぜひ注目していきたいと思います。
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