帰りの車の中は、私は一言も話せなかった。


…さっきの事が悲しくて、必死に泣くのを我慢してたから。


それでもりょうは、

「さっきはごめん…。ゆりのことすごい愛してる。でもやっぱゴムなしでしたいって思う時もあるんだ…。ほんとごめん…。」


そう言われた。


私だって分かってる…。


避妊しない方が、男の人は気持ちいいって事。


でも、私は拒む事しかできない…。


久々に会っても、暗いデートになって余計に疲れさせちゃう。


私は一体何をしてるんだろう…・。


私はりょうに何もしてあげれない。


ただ…疲れさせてるだけ。


そう思った…。


でも…それでもそばにいたくて、


どうすればいいのか分からなくて、結局、車の中で泣いてしまった。






部屋に入るとすぐに、私は後ろからりょうに抱きついた。


いつも、私から抱きつくとかしなかったからりょうはびっくりしてた。


でも、「会いたかった…愛してるよ。」って言いながら私の方を向いてぎゅぅってしてくれた。


すごくうれしかった…


いっぱいキスして、1つになる時…


りょうは、避妊しないでしようとしたので、拒むと、


どうしてもなしでしたいと言ってくる…。


私は猛反対して嫌がった。


空気一気に重くなっちゃってもう、泣きたい感じ…。


私は、「妊娠とかしたら嫌…。怖いよ…。」と言うと、


りょう「…ごめん。でも俺は正直ゴムなしでしたいし、もし、妊娠したら結婚したいと思ってる。妊娠とか関係なく、本気で結婚したいと思ってるし…。」


…私は言葉を失った。


そういう問題じゃないでしょ…?


私は、まだ高校生。


今妊娠して結婚だなんてできるわけない…。


それ以前に、「あぁ、前より大事にされてない…。」


ってことを痛感させられた。


結局、避妊はしてくれたけど、重い空気のままで悲しくなった…。





ようやく、会える日が決まって、いつもの駅で待ってた。


やっぱり…来ない。


待ち合わせ時間はもうとっくに過ぎてる…。


電話してもなかなか出ない…。


結局1時間待たされた。


…でも、そんな事はもう会うたび毎回だったから想定内。


毎回そんなんでも、私は1度もそのことで怒ったことはない。


昼と夜が逆転してる生活をしてるから、眠いのは当たり前で、


それでも私のために時間を作ってくれてたから…。


その日は久々にラブホに行った。


私も2人きりでゆっくりしたかったら、2人になれるならなんでも嬉しかった。