ヒロと別れて数日後、待ちに待った高校生になった。


新しい制服を着て、ワクワクドキドキしながら高校に向かう。


私の通っていた高校は生徒の数が結構多く、同じ中学出身のまりちゃんと2人でひたすら人間観察してた。


まりちゃんとは同じクラスにはなれなかったけど、


毎日一緒に登校し、今でも仲良くしている友達の1人。


自分のクラスに入り周りを見渡す。


ん~色んな人がいる!!


友達…できるかな???


そのことで頭がいっぱいだった私。


でも、思いのほか友達はすぐでき、新生活にも慣れ始めていった。


だけど、正直に言えば気の合う友達は1人もできなかった。


うわべだけ。そんな感じの付き合い。


さらには、人の悪口ばかりを言う女の子もいて正直クラスが嫌いだった。


そんなわけで、高校生活の始めはスベッた感満載で、


全ての事にもやる気が失せた。


私は一応、中学から続けていた、ある部活にも入っていたが、


やる気は0


しょっちゅう休む、ゆうれい部員って感じだった。


いつやめても良いと思って適当だったから、部員とは距離を置き極力関わらないようにしてた。


でも、そんな私とは正反対な彼女、ゆきとひょんなことから仲良くなり、


やっと気の合う友達ができた私は、


部活にもまじめに出るようになった。


単純に、部活をやめて、ゆきと話せなくなるのが嫌だったから。



今でも思い出すと、あの時、ちゃんとありがとうとか、嬉しかったとか言えばよかったと後悔する。


でも、ただただ恥ずかしくてどうしようもなかった(笑)


それから何日か経って、中学校卒業まであっという間だった。


付き合って4カ月がたとうとしてた頃には、中学を卒業し、春休みに入った。


高校はお互い違う所だったし、


いくら地元が同じとは言え、毎日は会えないねーみたいな話になった。


きっとその頃からだと思う。


私は高校生活をすごく楽しみにしてて、ヒロへの気持ちが薄れていってたのは…。


気づいたら、ヒロとの関係がおろそかになっていき、面倒にもなっていた。


そして、結局、短い付き合いで別れる事になった。


今思えば、なんて自分勝手だったんだろうと思うけれど、


さすがにまだ中学卒業したばかりの私は単純に幼かったんだと思う。



ドキドキしながら、私に対する詩を読んでみた。


そこには、何度も書かれてる「笑顔」の文字。


内容はかなり前の話なので、詳しくはもう覚えていないんだけど…


とにかく、笑顔でいる私が輝いていて、そんな私を見てると幸せな気持ちになる


というような事を書いてくれてあった。


すごくうれしかった…んだけど同時に超はずかしくなり、


そのノートをどうやって返せばいいのか、なんかコメントすべきなのか迷ったのは今でも覚えてる(笑)


でも、嬉しかったの一番で、何より、私の内面を見て好きになってくれた事が嬉しかった。


何日かして、そのノートは返したんだけど、


結局、恥ずかしさのあまり、何も言わずに返しちゃった…。