いよいよ14日当日。

待ち合わせ場所には私が先に着き、メイクを直して待っていた。

りょうが着いたとメールがきたので、駅の階段を下りた。

1度しか会っていなかったし、周りに人がたくさんいたけど、すぐにわかった。

りょうは、背が高くて明るい茶髪にきれいな顔立ち。

見つけた瞬間ものすごくドキドキした。

りょうも私にすぐ気づき、私を見るなり、

「あーやっぱかわいい。来てくれてありがとうね。」と笑顔で言ってくれた。

りょうは車で来ていた。

高校生の私は、好きな人が車を運転できる…というだけで、もうかっこよすぎる!という感じだった。

車を運転するりょうの横顔が更にかっこよくて、

ずっとドキドキしてた。

学校では女子がバレンタイン何するー?という話題で盛り上がっていた。


あきはシフォンケーキ作るらしく張り切っていた。


ゆき(もう1人の親友&同じ部活)はパティシエになるのが夢で、お菓子作りがとても上手く、何種類か作る予定らしい。


そして…私はどうするか。。。


実は私、お菓子作りが大の苦手で、お菓子は作るものではなく買うものだ!!と言って友達があきれるくらい作るのがダメな人笑。


かといって、せっかくのバレンタイン。


私がんばりました笑。


無難に…クッキーと生チョコ


そもそも、材料の板チョコ選びからして、種類がありすぎ、どれが良いのかわからない私はゆきに電話し聞き、とにかく必死だった笑。


14日前日、なんとか用意できた生チョコとクッキー。


洋服もしっかりコーデし、準備は完了し、無事に14日を迎えた。


あきも、ゆきもばっちり準備できたようで、お互い14日をすごく楽しみにしていた。

14日に会える事になり、もはやテストの事など考える余裕はなく、


学校に着くなり、あきに報告した。


あきもすごい喜んでくれたし、あきも14日に彼に会える事になったとルンルンだった。


ちなみにあきの彼のあだ名は「ちーちゃん」


あきが言うには、ヤンキー系な見た目らしいw


2人とも14日が待ち遠しくてたまらなかった。


今思えば、この頃が平和な日を送れる最後の時だったのかもしれない…。


テストもなんとか終わり、14日まであと少し。