※ はじめに ※※※※※※※※※※※※
この記事と~~~っても長いので、
甲状腺に興味のない人は読まないでね☆
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生まれてからず~と丈夫で健康な私。
風邪も全然ひかないし、高熱を出したりもしない。
お父さんお母さんの遺伝子に日々感謝しています♪
でも健康なクセに1つだけ、
お医者さんにお世話になっていることがある。
甲状腺嚢胞
甲状腺の中に水が溜まってしまう、一応病気。
2013年の健康診断で引っかかって、
甲状腺のお医者さんで最もメジャーな伊藤病院で再検査。
伊藤病院での検査の流れは・・・
採血 ⇒ 首のエコー ⇒ 先生の診察
伊藤病院に通っている人はみんな知ってるけど、
ここは全国から沢山の人が診察に訪れる。
診察は午前9時からなのに、
午前6時から受付番号が発券される。
採血とエコーは8時から始まるから、
それまでの2時間はどうにか時間を潰さなくちゃいけない。
私もいつも5時50分頃から外に並んでる。
6時に“受付くん”と言う器械に診察券を入れて受付番号をもらう。
そして、近くのマックとかでコーヒーを飲んで過ごす。
1番最初の診察は、
首に直接注射器をブスッと刺し
液体を採取する細胞診検査。
診察室のイスに座ってる状態で
麻酔はせずそのまま注射器を刺す。
痛みはあるけどまぁ我慢できるレベル。
もうある程度は慣れてきたけど
最初は本当恐怖だった。
結果は後日郵送してもらえるようになっていて、
診察後にもらう封筒の宛名に自分の氏名住所を書き、
売店で切手を買って封筒に貼り
備え付けのポストに提出する。
その封筒を病院が回収して
結果を入れて郵送してくれるというシステム。
細胞診検査の結果は異常なし。
ただ水が溜まってしまうだけ。
健康には問題ないけど、
首がポコっと膨らんで見た目が悪い。
それがイヤなら治療をしなくちゃいけない。
人によっては1回~数回水を抜けば
それ以上もう溜まらなくなるらしい。
でも、私は抜いてもまた溜まってきちゃうタイプ。
この場合、
エタノールを注入し
細胞を消失させるペイトと言う治療をするか、
もしくは手術をするらしい。
手術は痕が残っちゃうし怖い・・・。
だから私は、ひとまずペイトを試してみることにした。
2016年4月8日 1回目のペイト
8時30分~9時00分に採血とエコー、
治療・診察は10時00分から。
台の上に寝て首に注射器をブスッ・・・。
中の液体を吸引して、
エタノールを入れて洗って・・・。
それを何回か繰り返してエタノールを行き渡らせる。
怖くて目をつぶってるけど多分そんな治療。
この時、溜まっている液体がドロッとしていたらしく
キレイに全部は抜けなかった。
でも溜まっていたものがある程度抜けて、
首がだいぶスッキリ軽くなった。
次の治療は2ヶ月後。
1回目のペイトの後、
私の首は2週間パンパンにポッコリ腫れて、
3週目に一旦小さく落ち着いた。
このままもう水が溜まらなると期待したのもつかの間、
4週目からまたパンパンに腫れた。
腫れが大きくて首と首筋全体がつっぱって痛い。
水を抜いた側のノドの奥も少し傷む・・・。
話す時も少し辛くて、
何かを飲み込む時にはノドで首を引っ張り上げるように
意識してごっくんしないと上手く飲み込めなかった。
37℃ちょっとの微熱が1週間以上続いて、
毎日がすごくしんどかった。
身体も毎日ダルイ・・・ダルイ・・・。
でも、こういった症状が出るのは珍しいことではないらしい。
だから仕方ないものとしてとにかく我慢。
2016年6月3日(今日) 2回目のペイト
今日は採血がなく、エコーと治療・診察だった。
注射器を刺して液を抜いて・・・
エタノールを入れてまた抜いて・・・
またエタノールを入れて抜いて・・・
今日の液体はサラサラだったらしく全部キレイに抜けた。
先生は、水が溜まっている時と抜いた後、
両方のエコー画像を見比べさせてくれる。
大きくふくらんでいた袋がぺったんこになり、
エタノールが入った部分は画像では白く映ってる。
本当にすんごくキレイに抜けた。
ちなみに・・・
外から見た水が溜まってる様子と、
注射器で抜いた後の様子。
Before
After
埋もれていた首筋復活。
首が軽~くなって飲み込みも普通にてきる。
次の治療は7月の予定だけど、
是非このまま落ち着いて欲しい・・・。
さてさて、
長文にお付き合い頂きましてありがとうございます。
病院で見る限りでも
甲状腺の悩みを抱えている人はとても多いと思います。
健康診断で引っかかったけどまだ再検査をしていない人、
ペイトってどんな感じなんだろうと不安を抱えてる人、
そんな誰かのちょっとした参考になれば嬉しいです。
★伊藤病院:http://www.ito-hospital.jp/