去年の今頃
お母さんのお姉さんが亡くなって
遺品をみんなで分け分けした。
サウナの食堂で調理をしていたおばさん
“常連さんの好みを全部分かっている”と
誇らしげだったおばさん。
私がもらった遺品の中の一つ
有名シェフ達のレシピが載った料理本。
何度も中を見たはずなのに
今まで全く気がつかなかった。
最後のページにおばさん直筆の
こんな言葉があったなんて・・・
美味しいものを
食する事の幸せを
少しでも分ち合い
笑顔で一杯になるよう
一生勉強です
清美
おばさんはこんな気持ちで
毎日お客さんの食事を作ってたんだね
少しキツイ性格のおばさんだったけど
食を通じてこんな気持ちを持っていたなんて
“美味しいものを食べて
みんな笑顔になる”
それって本当にステキなことだと思う
実家で家族にご飯を作っていた時
私はいつも思ってたことがある。
“私が作ったご飯を食べて
今、目の前にいる家族が
今日もこんなに元気なんだな”
そう思ってお料理をすることが
私の励みであり
とっても幸せを感じられます
おばさんも
同じようなことを考えてたのかな
この本が私の元に来てくれて良かった
大切な言葉を残してくれてありがとう