こんばんは。
あんずの種の宮古島分院では月に一度くらいのペースで心理カウンセリングを学ぶココロカフェを行なっています。
先日のココロカフェはバウムテストでした。
バウムとは木のことです。
バウムテストはドイツの心理学者コッホが考えた投影法の一つで「木(=バウム)から、隠された深層意識を読み取る描画法のひとつです。
人は木に自分を投影しやすいと言われているのです。
性格診断のように用いられたりしますが、私は性格というより、そのときのココロの状態を現している側面が強いのではないかと思います。
バウムテストには葉や枝、幹、根などにそれぞれココロの状態が現れるのですが、同じ人でもそのときによって、全然違う木を書いたりしますから。
また決めつけるのではなく、その人がどんな気持ちでそれを描いたかも重要なことです。
今回はグループカウンセリングだったので、木を描いてもらい、簡単にそれぞれの意味をお話ししただけでしたが、それでも皆さん、自分なりに受け止めたことがあったようです。
今の自分の気持ちに気付く。
それってとても大切なことです。
それからグループカウンセリングだからこそ気付くこと。
それはどれ一つ同じ木はないということ。
それぞれに美しいということ。