こんにちは。

 

 

 

大分県大分市で、料理×整理収納教室

「マイコンフォートテーブル」を

主宰しています、Emi Mituiです。

 

 

 

ブログにご訪問ありがとうございます。

 

 

 

さて、私のふるさと大分では、

知らない人はいない、というくらい欠かせない

果実があります。

 

 

 

それは、カボスです。

 

 

大きさがテニスボールほどある、

濃い緑色をしたミカン科の果実で、
フレッシュな香りとさわやかな酸味が特徴です。

 

 

 

よく、すだちと間違われるのですが、

カボスの方が大きいです。

 

 

 

我が家では毎年秋になるとカボスシロップを

せっせこ作っているのですが、

 

 

 

作り方を教えて〜!

 

 

 

と言われる機会が多いので、今回は、

我が家流のカボスシロップの作り方や、

苦味のないスッキリとした味のシロップを作る

ポイントなどをご紹介しようと思います。

 

 

よろしければお付き合い下さい。

 

 

 

 

 

毎年実家で収穫しています!

 
 
私の実家の裏庭には、
昔からカボスの木が生えています。
 
 
県外の友人にそのことを話すと、
驚かれることが多いのですが、
大分に住んでいる方で
庭にカボスの木が生えているお宅は
かなり多いと思います。
大分あるあるです。(笑)
 
 
 
今年も一本の木から、こんなに収穫できました〜!
秋の恵みに感謝ですね。

 

 

 

 

 

 

カボスシロップの材料

 

 

 

材料はこちらです。

 

 

(1ℓ保存ビン用)

 

カボス   800g(皮を剥いた状態で)

砂糖    700g

はちみつ   100g

 

 

 

砂糖は、お好みのもので構いませんが、

我が家ではグラニュー糖か氷砂糖

使用しています。

 

 

 

また、保存瓶はいろいろなものがありますが、

我が家ではセラーメイトの1リットルと

3リットルのものを使用しています。

 

 

 

 

 

 

 

作り方

 

 

① 保存ビンを綺麗に洗って熱湯で殺菌します。

  水気をきちんと拭いたら、

  アルコール消毒しておきます。

 

 

 

② カボスを水洗いした後、皮を剥きます。

 

 

 

この時、白い皮の部分を全部むく、

というのが一番重要なポイントです。

 

 

白い部分はかなり苦味が強いので、

少しでも残っていると、シロップも

苦くなってしまいます。

 

 

 

少し面倒かもしれませんが、

(本当に大変なんですけどね...)

この作業を丁寧に行うか行わないかで

全く味が違ってくるので、

ぜひここは手抜きをしないで

頑張って下さいね!

ファイト〜!!!

 

 

 

③ カボスを横半分に切ります。

 

 

 

手が滑って切りにくいので、

小さめの包丁を使うのがオススメです。

 

 

私は、Wenger社のスナックナイフを

愛用しています。

 

 

 

 

 

④ビンに材料を交互に入れる

 

 

 

煮沸して消毒したビンの底に

砂糖→カボス→砂糖→カボスの順で

交互に材料を詰めていきます。

 

 

一番最後に、はちみつで蓋をすれば

完成です。

 

 

ここまでの作業が終わったら、

10日から2週間ほどで砂糖が全部溶けるまで、

毎日1回ビンをゆすってあげて下さい。

 

 

 

お砂糖が全部溶けたらザルなどを使って

カボスを取り除いて、鍋で軽く沸騰させて

アクを取れば完成です。

 

 

 

 

 

私にとって思い出の味

 

 

 

カボスシロップ作りを始めて

もう何年目かわからないくらいですが、

当初は思うような味が作れなくて、

どうしてなんだろう??と

ずっと思っていました。

 

 

 

ある日、料理上手な友人の家に

遊びに行った時のこと。

 

 

 

自家製のカボスジュースだよ〜

 

 

 

とお手製ドリンクでおもてなしを

してくれました。

 

 

それを頂いた時、

 

 

 

私の求めていた味はこれだ〜!!

 

 

 

と思ったのです。

 

 

 

そして、作り方を教えてもらったところ、

私のシロップが美味しくなかった原因が

わかりました。

 

 

 

それは、白い皮の部分を入れていた

ということでした。

 

 

 

私は皮ごと輪切りにして

シロップ漬けにしていたのですが、

友人はしっかりと白い皮の部分まで

丁寧に取り除いていたのです。

 

 

 

その時以来、私はどんなに面倒でも

白い皮の部分まで取り除いて

シロップを作るようになりました。

 

 

 

あの時友人が作ってくれた思い出の味が

毎年自分で再現できるように...

 

 

 

なんだかちょっといい話になりましたね。(笑)

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

今回は、苦味のないスッキリとした味が好評な、

我が家流のカボスシロップの作り方

ご紹介しました。

 

 

苦味のないカボスシロップを作るコツは、

何と言っても白い皮を除くこと

ぜひ試してみて下さいね。

 

 

 

今はまだ暑いので、

出来上がったら炭酸などで割って

頂きたいと思っていますが、

もう少し寒くなってきたらお湯割りにして、

ホットカボスを楽しもうと思います。

 

 

 

大分ならではの果実、

カボスを使ったシロップ作り。

これからも毎年楽しんでいきたいと

思います。

参考にして頂けたら嬉しいです。

 

 

 

お付き合い頂きありがとうございました。

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