1987年6月26日にジャレコから発売された「燃えろプロ野球」は、当時の野球ゲームとしては非常に特徴的な作品でした。このゲームはセンターカメラからの映像を採用しており、それまでのファミスタ一強の時代に新しい風を吹き込みました。
ゲームの特徴と臨場感
「燃えプロ」は高低左右を使った打撃と投球が可能であり、実際に球場で収録した歓声が臨場感を高めていました。しかし、発売までの時間が短かったためか、打撃の面ではバランスの欠如が見られました。例えば、バントでもホームランを打てるバッターがいる一方で、他のバッターはあまり打てないという調整がなされていました。さらに、守備表示も不完全で、レフトの表示がないなど粗さが目立ちました。
子供時代の思い出
このゲームの発売当時、私は発売と同時に売り切れで購入できず、予約して手に入れた思い出があります。新しいゲーム画面に驚き、ひたすら遊びました。「燃えプロ」はその後、いろいろな要素を追加していくうちに、ゲームとしての面白さが失われていきました。初代と「燃えろ!!プロ野球'88 決定版」(ファミコン)までは楽しみましたが、その後は追いかけるのをやめてしまいました。
ゲームバランスとその変遷
1988年度版からはバイオリズムという要素が導入され、選手の調子がわかるようになりましたが、サイドスローの投手が極端に打ちづらいなどの問題がありました。守備面では初代もあまり良い感じではありませんでしたが、88年度版は半オートになり、打撃の面では初代のほうが良かったと言えます。リリースを重ねるごとにマニアックになり、ゲームとしての面白さに疑問符がつくようになりました。
革新的な要素
「燃えプロ」は世間的にはクソゲーと言われることもありますが、ある意味革新的な要素を持っていました。ファミコンの野球ゲームで初めてセンターカメラを導入したこと、高低左右の投球打撃ができるようになったこと、乱闘シーンがあったことなど、いろんな要素を詰め込んで楽しませてくれました。