■第一試合 中京大中京 × 八戸学院光星
中京大中京は1・2回戦で計26安打と打線が絶好調。帝京との2回戦では一度追いつかれながらも、タイブレークの末9対4で勝利し、力強くベスト8へ進んできた。
注目は松田・安藤の両選手。特に安藤は2回戦で本調子とは言えなかっただけに、準々決勝での復調が期待される。
対する八戸学院光星は、劇的な勝ち上がり。2回戦は岩崎、北口の継投で挑んだが滋賀学園と点の取り合いとなり、最後は振り切って勝利した。
北口はやや投球過多の印象もあるが、菅沼・北口の二枚看板は依然として脅威だ。
両校は2019年の国体で対戦しており、その際は光星が勝利。今回も「北口 vs 中京大中京打線」という構図が試合の焦点となり、がっぷり四つの展開が予想される。
■第二試合 智弁学園 × 花咲徳栄
智弁学園は神村学園との2回戦をタイブレークの末2対1で制した。絶対的エース杉本が1回戦から投げ続けており疲労が気がかりだが、コンディションが整えば力投が期待できる。
打線も2試合で19安打と好調で、大田・逢坂・馬場井の上位がつながれば大量得点の可能性も高い。
花咲徳栄は日本文理に17対0で大勝。悪天候による相手のミスもあったが、岩井が6打数4安打と絶好調で、打線全体の勢いも申し分ない。
智弁の杉本、徳栄の黒川──両エースの投げ合いになるのか、それとも打撃戦になるのか。展開が読みにくいだけに、非常に興味深い一戦となる。
■第三試合 専大松戸 × 山梨学院
山梨学院はは大垣日大を相手に、渡部→木田の継投で勝利。序盤は相手先発・谷之口に抑え込まれたが、5回に金子のタイムリーで同点、7回には石井の勝ち越し打で試合をひっくり返した。
菰田陽生の骨折で戦力ダウンが懸念されたが、堅い守備と少ないチャンスを確実にものにする野球で勝ち上がってきた。
山梨学院とは甲子園での対戦はないが、2022年の関東大会では山梨学院が勝利している。
山梨は菰田不在ながらも守備の堅さと集中力が武器で、専大松戸にミスが出れば一気に得点につなげる力がある。
専大松戸は九州国際大付戦で捕手・吉岡が3打数3安打と絶好調。明日の試合でもキーマンとなりそうだ。
■第四試合 英明 × 大阪桐蔭
英明は東北との接戦をタイブレークで制し、松本倫が9安打3失点の完投で粘り勝ち。
打線では3番・松原が5打数2安打、1番・池田も3打数2安打と上位が機能しており、得点力も十分だ。
一方の大阪桐蔭も勝ち上がってはいるものの、三重戦ではやや不安定な場面も見られた。
そのため、英明にも十分に付け入る隙があると見ていい。
一点を争う緊迫した展開になる可能性が高く、好ゲームが期待される。