現在放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」の終了後に、「宇宙刑事ギャバン令和版」が放送されるというネット記事が話題になっています。ただし、これは正式発表ではなく、あくまで報道レベルの情報です。
宇宙刑事シリーズは、1980年代に放送された「メタルヒーローシリーズ」の一部であり、初代ギャバンに続いて「シャリバン」「シャイダー」が制作され、三部作として知られています。当時は金曜夜19時半からの30分枠で放送され、特撮ファンの心を掴んでいました。
この報道を見て感じるのは、「特撮ヒーローを完全に終わらせることはできない」という制作者側の思いです。視聴者層が縮小しているとはいえ、一定のファン層が存在するため、特撮作品を絶やすわけにはいかないという判断があるのでしょう。
特にギャバンはシリーズ初代であり、知名度も高く、主題歌の人気も根強いことから、令和版を制作するならギャバンが最適と考えられているのかもしれません。シャリバンやシャイダーはギャバンほどの知名度がないため、まずはギャバンで反応を探るという戦略も見え隠れします。
一方で、スーパー戦隊シリーズが製作費の高騰と少子化を理由に終了する中、同じく特撮ジャンルである宇宙刑事シリーズが制作可能なのかという疑問も湧きます。特撮ヒーロー作品は映像制作に多額の費用がかかるため、採算性が問われるのは当然です。
それでも、特撮ヒーローというジャンルが過去に大きな収益を生んだことを忘れられない関係者がいるのも事実でしょう。子供たちが特撮番組に集中する姿は印象的で、関連グッズやイベントなどを通じて大きな経済効果が期待されます。
子供はアンパンマンから始まり、ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊などを通過して成長していくものです。そして大人になると卒業する人が多い一方で、特撮を見続けるファンも一定数存在します。ストーリーはシンプルながらも、ヒーローのかっこよさに惹かれる人が多いのは確かです。
令和の時代にギャバンが復活することで、特撮ヒーロー文化が再び盛り上がる可能性もあります。正式発表が待たれる中、特撮ファンとしては期待と疑問が入り混じる複雑な心境です。