高校野球の予選を見ていて考えることは、番狂わせが起こる可能性についてです。例えば、甲子園出場が当たり前の強豪校と無名の高校が対戦する場合、無名の高校が勝つかもしれないと思っています。この番狂わせは稀にしか起きませんが、強豪校が横綱相撲でコールド勝ちする試合ばかりではなく、番狂わせが起こると面白いと感じます。
高校野球は、場の空気に支配されることが多いため、チャンスがあればいつも以上の力を発揮できますが、逆にピンチになると逆転を許すこともよくあります。それだけに、試合を見ていると面白く、試合終了までどうなるか分からないドキドキ感があります。
全国各地で強豪校が負けていると聞きますが、勝負はやってみるまで分からないということが証明されているし、実力も強豪校とそうでない高校では大差がない県もあるかもしれません。
甲子園強豪校はセレクションを行い、全国から優秀な子を集めて寮生活し、厳しいルールの下で３年間高校野球に専念します。そのため、地方予選の初戦で負けることはショックかもしれませんが、負けることも人生の大きな財産になると思います。
高校野球の魅力は、予測不可能な展開と選手たちの熱い戦いです。そんなドラマに胸を躍らせながら、これからも試合を楽しんでいきたいと思います。