4日目は、ハノイ市内観光。
まずは「ホーチミン廟」へ。
1969年に亡くなったベトナムの父「ホー・チ・ミン」氏の遺体が安置されている所で
内部は私語や写真撮影は禁止。服装制限もあり外も厳戒態勢。
ホーチミンさんは、生涯結婚もせずベトナム独立の為に尽くした人で
独立記念日には全国から大勢の人が訪れるそう。
ホーチミンさん自身は、死後は火葬して欲しいと願っていたらしいけど
国民の父につき、ご本人の思いとは別に冷凍保存されたそう。
セキュリティチェック後「ホーチミン廟」の中に入ると、何の心構えもないうちにいきなり
ホーチミンさんの遺体が横たわる部屋だった。
「いぃぃぃぃぃ」
ホントに心の準備がないうちに目に飛び込んできたので、かなり驚いた。
それはそれは色ツヤも良く、キレイに保存されていた。
それにしても、わて納得がいかんのう
こんな偉い人が「火葬してくれ」と願っていたのに
こんな偉い人の遺言を無視して
こんな偉い人を冷凍保存しちゃうなんて
何度も友達とコレについて語った。
なんでやねん
なんでやねん
なんでやねーん
その後は、ハノイから30分ほどのバッチャン村へ。
バッチャン村とは、ベトナム特産の陶器の中で最も有名な産地で、村民の9割が陶器の製作に携わっている
とのこと。
子供の頃から、爺ちゃん婆ちゃんに教わって上手くなっていくんだって~
バッチャン村で、旅の思い出に陶器を少々購入。
その後も本当はツアーの市内観光は続くのですが、ワタシたちはフリータイムも味わいたくて
午後からはツアーから離脱。
実は一緒に旅した4人は、この日は朝から別行動。
ひとりは一日ずっとツアー参加で、ワタシ含む2人は午後から別行動。
もう一人なんて、朝からロンリー食べ歩きの為(?)行方不明状態。
で、ワタシたち2人チームは、朝イチに行ったホーチミン廟の辺りからタクシーに乗って、
大教会付近の旧市街をめざした。
タクシーの運ちゃんはイイ感じの人に見えた。乗った瞬間は
事前に料金は100円~遠くてもせいぜい500円程度と聞いていたし、マッサージに行ったときも100円ちょいだった。
ぼったくりが多いとは聞くけど、まぁ大丈夫だろうと思ってた。
が、
気づけば。。メーターが、やけに上がる上がる(汗)
壊れてんの?くらいに。
途中で、コレは値段を表示してあるのではなく距離を表示してるんだろうと結論づけたくらい(笑)
目的地の教会前について、さてお値段は?ってなって平然とメーターを指す運ちゃん。
へ?てことは。。96万ドン?(日本円で約4500円?)
アンタ、この10分ほどの距離でそれはないっしょ?
日本でもあり得ねー!!!
96000ドンの間違いかとも思い(日本円で450円)紙幣を差し出すと、運ちゃんはキレ始めた。
自分の財布から「コレだろーが」ばりに、この為に用意してあったかと思われる高額紙幣を出して
ワタシたちに見せる。
「財布の中身を見せろ」となったが、お金があるのを見られたら大変だと思い、
高額紙幣は旨く隠しながら「ほら ないっしょ」と見せたが
急にベトナム語で怒り始め、ちょっとずつ車を動かされてどんどん離れていくので
現地ガイドさんに通訳してもらおうと電話をかけた。
でも運ちゃんは電話を切るし、ハンドル叩いて怒ってるし、どんどん教会からは離れていくし、
ドアは運転席側でロックされていて開かないしで、不安度1000%
最後、ガイドさんの言う通りに、宿泊ホテルに行き先変更と言うと
急におとなしくなって「それなら30万ドンでいい」みたいなジェスチャーをした。
(ホテル発着だと、ぼったくりは無いらしい)
「そんなお金もない」 首を横に振る。
「ほなら、40万ドン」と また指を作る運ちゃん。
「なんで値上がってるねんて!」
結局、これだけしかないと言って「10万ドン」を払った。(約500円)
だいぶ離れた場所に降ろされたけど、まぁ相場の金額だから良しとするしかないね。
決着ついて降りる時も運ちゃんはつべこべ言ってたけど、それを聞いた友達の
「最初にアンタがふっかけてきたんやろ!」の言葉は凄味があって運ちゃんをも黙らせた(笑)
あとで財布の中身を確認して分かったことなんだけど
この時、私たちの財布の中身は、ふたり合わせても96万ドン(4500円)なんて無かった!
高額紙幣を隠してるつもりが、ハナから無かった(笑)
日本人皆がお金持ってると思ったら大間違いデスヨ(苦笑)
(このタクシーの中の会話、すべて日本語オンリーで成り立ってます 汗)
★何度もクドイかもですが、バイクに圧倒された。
★結婚式にも遭遇
★その日の夜は、ホテルのバーで旅の思い出を語ったのであった。
★今回の旅で買ったものたち。ほとんどお土産~ またマキシ買っちゃった
最終日、日本へ帰る為ホテルのロビーに集合。
エレベーターが開いた瞬間
時間に現れた今回の旅ネタ主役の友達は、
ワタシたちだけでなく皆さんの注目を浴びて大爆笑された。
行きのスーツケースよりはるかに大きなビニールバックをよいしょよいしょと引っ張っる姿に!
「ねえちゃん、やってくれるわぁ」とか話しかけられてた(爆) どっかで拍手もあったような。
★しかし。。アンタ、ビニールバック好きやね・・・。(ワタシの心の呟き)
★ベトナムから旅立つ直前。現地ガイドのTHUさんと記念撮影。 お世話になりました
という訳で、5日間のベトナム珍旅行記終わらせていただきます。
友達から苦情がきそうだな(笑)→すべてノンフィクションですよ!