久しぶりの郵便屋さん | Suiの超私的NY通信〜変容の旅ブログ〜

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New Yorkでモデル→女優として活動中のSui Nakashima/雛衣(Sui)のOfficialブログです。


Suiの超私的N.Y通信


 2ヶ月ほど前にSTUDIOの方に渡したっきりだった憧れの君、Michael Thomson 氏へのお手紙持ってSTUDIOへ向かう途中、目にした空。

雲の形がなんだか可愛くて思わず撮ってしまった。


 そういえば、ここに来るときはいつも気分がいい。敢えてそんな日を選んでいるのかもしれないが。

なんとなく継続的にactionを起こし、心にはいつもいるこの方。

直接手紙を渡せたあの日から早4ヶ月が過ぎた。そういえば、このSTUDIOの場所を突き止めてから1年だ。

1年の間で私の中ではずいぶん近づいたんじゃない?と自分を評価している。

あとすこし。


彼に手が届くまでもう少しだと信じて、今日も無心にSTUDIOへの道を歩く。

最近以前ほどの気負いもなくなってきた。だいぶフラット。

でも、やっぱり本人目の前にするとまた超興奮状態になるのか?(笑)


ところで。まだ私は彼のSTUDIOのインターホンを押した事がない。

前回はこれまたたまたまSTUDIOで働いてる日本人の女性の方が外に出てきて、彼女に手紙を預けた。


そして今日。


シャッターは上がっているものの、やはり受付に人の姿はなく。

これは今日こそインターホンを押すしかない。

一度は気持ちが揺らいだものの、思い切って押した。


すると、前回手紙を預けた同じ日本人女性スタッフが出てきた。


 私の顔を覚えていてくれたみたいで、すぐに「彼は今週休みをとってて今日もいないんですよ~」と。

うん、なんとなくそんな感じはしたけどね。Thanks Givingだし。半分予想していたものの、半分やっぱりがっかりした。


「これをまた彼に渡していただけますか?新しいheadshotと、手紙が中に入っています。」と私。


快く引き受けてくれて、なんとなく安心して帰路についた。


 私のまだまだ拙い英語でどの程度気持ちが伝わっているかはわからないけど、あーだこーだ考えてみてもしょうがない。

彼の写真が好きで、彼にどうしても撮ってもらいたい。ただそれだけなのだ。その想いを伝える術を私はこれしか知らなくて。だから、やり続けようと決めた。


 英語力に関しても、芝居に関しても、今回私がやってるこの無謀とも見える営業も、その結果とか過程が目に見えるものでも、保障されてるものでもないから不安にならないといったら嘘になる。

だけど、モチベーションを保ちつつやり続けていくことでしかその答えが出ないのなら、やり続けるしかないのだ。

だって好きなんだもの。大きな変化は突然やってくるものだし、もしかすると小さな変化の積み重ねかもしれないし。いい結果を期待してわくわくやるのがいい結果を生むんだ。私はいつもイメージしてる。彼との撮影風景を。と    自分を納得させて落ちたりあがったり、フラットな気持ちになったりしながら、自分を刺激しながら毎日を過ごしてもうすぐ12月。

この1年でえらく変化したような気もしたり、だけどどの辺りが変わったのか?と聞かれたらよくわからなかったりもする。いろんな事を考え、消化し毎日を過ごしていてそれが自分を創っている。そして今の自分は将来の自分に繋がっている。はっきりと言えるのはNYCに来て本当によかったということだ。なんとしても、自分の納得のいく結果を形に残したい。


昔よりもいろんな物事を受け入れられるようになったような。



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STUDIOからの帰り道。

イルミネーションの準備中。

最近街中を歩いていて、こういうのに目がいく。

こう、季節を感じる風景。そっか。もうすぐクリスマス。2009年も終わりです。


これもそうだけど、落ち葉が色づいている感じとか。特に近所の川沿いに天気のいい日に行くと、こういう何でもない景色に感動する。素晴らしいなって。思ったりする。忙しいんだか暇なんだかよくわからない今日この頃なんだけど、そんな隙間にこういう感動を忘れないようにしたいと思う。心が動く事って大事。



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 そして2日連続で珍しくChina townへ。今日は親しい友人に教えてもらったマッサージ屋さんへ。日本に比べると値段もかなりお手頃。すっかりお気に入りとなった。とはいえ、今日は本当に久しぶりに行ったんだけど。1箇所こういうお気に入りの場所があると、とても助かるのだ。駆け込み寺みたいに使っちゃうけど。きっと。紹介してくれた友人よ、ありがとう。今度は中国語の辞書でも持っていこうか。

ここ最近Downtownへあまり足が向かなくなっていたけど、久しぶりに行くとなんだか新鮮に感じられる。


この夕暮れ時の景色が好き。

昼間のChina townとはまた違った顔を見せる。


さあ。

どんな12月になるんだろう。

どんな12月にするんだろう。わたしってば。