こんにちは。
5西病棟 西野です
最近は、気温が30度を超す暑さで外に出るのも気が引くほどですが、まだ梅雨明けはしていないようで・・・
これからさらに暑くなっていくのかと思うと、どう夏を過ごそうか考える日々です
さて、私は今回初めてブログを書くんですが、なかなか思いつかず
私が最近見た映画とそれを観て考えたことについて書かせて頂きます
※ネタバレも含みます
先日、『怪物』という映画を観ました。
とても考えさせられる映画だったなという感想です。(とてもいい意味です面白かったという表現は違うと思い、率直な感想を述べました)
登場人物のそれぞれの視点を中心に描かれていて、真相や真実が浮かび上がってくる話です。そして、その人にとっての”怪物”とは何であったのかを考えさせられる話でした。
私達は、自分の見たもの、聞いた事、知識や経験などから考えや価値観、自分にとっての「普通」や「当たり前」があると思います。
でも、それは自分以外の誰かにとっては違うこともあります。
それは時によって、自分の何気ない言動が、知らず知らず誰かを傷つけてしまうこともあります。
看護師という仕事は様々な背景がある患者様と関わります。
治療のために必要な知識や手技の獲得はもちろんですが、それだけが完璧にできれば良いというわけではありません。
患者様の苦痛や不安などに気づき、精神的なサポートをすることも重要です。
映画を観て色々考えを巡らせましたが、人との関わりの中で、自分の固定概念だけではなく、様々な視点から柔軟に物事を考えられるような人になりたいと思いました。
そして私達看護師が患者様にとっての”怪物”にならないように(ただでさえ治療のためとはいえ、侵襲的なことをしてしまうので・・・)
これからも日々頑張っていきたいなと思います