【迷列車で行こう海外編】
ゆっくりさんと巡る世界迷列車の旅
ドイツ~デンマーク 渡り鳥ルート 3
~眠り姫を救けた人魚姫 デンマーク国鉄IC4~
今回の動画は「列車の旅」というよりタイトルにも
ありますようにデンマーク国鉄の内情を暴露する?
という興味深い内容になっています。
まるでビジネス系のテレビ番組のような面白さを
醸し出しているようです。(←褒め過ぎか)
私はこういう話が大好きなので、たとえお笑い系で
あっても中身の濃さで勝負しているところが素晴ら
しいと思っています。
(私が面白いと思ったのは10分30秒あたりからです)
一見カッコイイと思われがちなヨーロッパの列車が
これほどの苦しみと悲劇を背負っているなんて誰が
想像できたでしょうか?
(←見かけによらず結構辛い思いしてんのね)
それにしてもデンマーク国鉄のなんと寛容なことか。
これが一般の企業だったらさっさと契約破棄して
見限ってしまうところだと思うんです。
相手が悪かったと言ってしまえばそれまでですが
ホトケ?のデンマーク国鉄も最後通牒を突き付け
ぶちぎれてしまったのは当然のことと誰もが納得
する状況でした。
その相手というのはイタリアのアンサルドブレダ
という中堅企業でのちに日立製作所に買収される
ことになるわけですが・・・
(←この動画で一番驚いたことです)
(←イタリアの会社とはアンタのことだったのね)
そのときは「日立さん、イギリスから大量の受注が
あって良かったね。イギリスの工場だけではさばき
きれなかったから経営不振に陥っていたアンサルド
ブレダ社を救って車両製造を安定させたかったのね」
と脳天気なことを思っていたのです。
「知らない」ということは本当に「めでたい脳」で
あります。
悪評のあるアンサルドブレダ社はデンマーク国鉄だけ
ではなくオランダ&ベルギーの鉄道会社に対しても
同様のトラブルを起こしており違約金発生やら返品
やらで会社の存続が危ぶまれていたのです。
日立さん、そんな会社をなぜ買収するの?
以前の記事によると「信号システムのノウハウ」が
決め手となったと買収の理由が書かれていましたので
ヨーロッパ進出の第一歩となったのではと思います。
現在めでたく「日立レールイタリア」に生まれ
変わった旧アンサルドブレダ社の仕事ぶりを是非
見てみたいものです。
そういえば動画の中でもアンサルドブレダ社のことを
「やればできる子だった」と称して持ち上げていまし
たが、そのとき私は意地悪く心の中で「出来るんなら
初めからきちんとやらんかい」と思ったのでした。
まあ今では立派な製品を生み出しているだろうと
想像いたしますが・・・
がんばれ、日立レールイタリア。