こころとからだとスピリットのバランスをとる
江戸川区瑞江アロマサロン カモミール★ブルー の林 やすこです
昨日は晴れていたので、衣替えをしました。
そこで、防虫剤代わりに利用できる精油。
それはパチュリです。
１８世紀から１９世紀ごろは中国から中東などに絹を輸送する際に、蛾の幼虫が発生しないようにパチュリの葉っぱを入れたそうです。
またインドのカシミール地方でつくられる、カシミアにも、防虫目的でパチュリの葉っぱを使ったそうです。パチュリの香りをまとったカシミア。当時、西洋では、パチュリの香りは高級な香り、と認識されていたようです。
パチュリの精油は雨の日の土の匂いのような、なんとも独特でオリエンタル？な香りですので、好き、嫌いがはっきり分かれる精油のひとつかと思います。パチュリはタンスに入れると匂いが残りますので、苦手な方はローズ精油を混ぜて使うとよいと思います。ゼラニウム、ネロリなどでもいいですね。パチュリはお花の精油によく合います。精油の色も黄色っぽい茶色なので、お洋服につかないように、精油をつけたコットンなどを布で包むなどして、精油が触れないようにタンスに忍ばせてくださいね。
深みのあるこの香り、マドンナが好んだそうで、以前ＣＤジャケットにパチュリの香りをつけて発売したことがあるとか。
体液の流れを良くし、疲労物質排出を高め、むくみも緩和します。消毒、消炎作用もあり、ニキビ肌にも。ボディ、フェイシャル両方のトリートメントに適しています。鎮静作用もあり、リラックスし、落ち着く香りではありますが、多量の使用では、刺激、興奮作用として働きます。
もともと濃厚で重たい香りなので、使用する時は量にお気をつけください。
話は戻りまして、衣替えの季節、天然の防虫剤として、一度お試しになってはいかがでしょうか？
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