先週、8月21~27日の一週間、人生初のスリランカ・紅茶ツアーに行ってまいりました!!!
その分現地で、全エネルギーを注いで、
おびただしい数の美しい写真たちを撮ってきたので、
これから時間をかけて、少しずつ投稿します☆
日本では、それだけスリランカ紅茶研修、というのがわりと一般的。
けれどこれまでは、「海外からでは、日本発のツアーに参加しにくい」「子供が小さい」ということがあって、
スリランカ紅茶ツアーは私の長年の悲願でした。。
日本では、
「紅茶といえばスリランカ。スリランカといえば紅茶」と思う方も多いかもしれません。
実際、日本における紅茶の輸入先は、第1位がスリランカです。
(世界規模のシェアでは、アフリカがトップです。意外!?)
それゆえ、日本で紅茶を学ぶと、スリランカの紅茶に触れる機会が断トツ多い。
ところが、
私は、イギリスで紅茶を学んだというのが「はじまり」で、そのあとも国外を転々としていたので、日本で紅茶をしてきた方とは、「過去10年で飲んできたものが違う」のです。
イギリス時代、もっとも足繁く通ったのが、ハロッズのティーカウンター。
ここで、目から鱗、の紅茶をいっぱい飲ませてもらったことが、私の強みの1つだと思っています。
毎回、1~2時間滞在しては、ずらりと並ぶ紅茶缶に胸を高鳴りさせながら、紅茶担当の知識豊富なスタッフにかたっぱしから見せてもらい、おすすめを買う。飲む。それを繰り返しました。
当時のハロッズは、インドのダージリンやアッサムに優れたものが多く、度肝を抜かれたものです。
フランスでは、とにかくマリアージュ・フレール。
洗練された、お洒落なイメージが先行しますが、代表的フレイバードティーの「マルコポーロ」「エロス」等ではなく、産地別の紅茶の品揃えは、じつに幅広く、それぞれ高品質なものを入れているとうのは、意外に知られていないようです。
ここも、毎回長居しては、スタッフにあれこれ尋ね、相当勉強させてもらいました。
私のフランス語力は、語学学校でぎりぎり「中級」クラスにいられる程度で(それも今は忘れ切っていますが)、フランス語と英語のチャンポンで、よく乗り越えたものです。
ここでは中国紅茶の品揃えユニークなものが多く、スタッフさんの情熱に打たれました。
どこの国でも、同じような紅茶がそろっているわけではない。
もっとも大きな違いは「セイロン」つまり、スリランカの紅茶が日本ほどない。
従って、私のやや弱い分野でした。
2年前に日本に帰国してから、セイロンティー専門店をかたっぱしから訪ね歩きました。
紅茶研究家の磯淵猛先生「ディンブラ」
老舗「青山ティーファクトリー」
本も出版されている「ミツティー」
カレーがおいしい「セイロン・ドロップ」
などなど。
(青山ティーファクトリーとミツティーは、教室用に卸契約をさせていただいています。)
今回、ツアーの主宰である「ティーブレイク」さんも、セイロンティー専門ではないものの、セイロンティーのラインナップが実に素晴らしいです。
今回は、そのティーブレイクのオーナー・水野学さん主宰の1週間のスリランカツアー。
水野さんは、銀行勤務のあと、紅茶の世界に飛び込まれた方です。
コネクション・ゼロというところから、「シェ松尾」「タテル・ヨシノ」といった超一級レストランに飛び込み営業。
水野さんの情熱と高品質な茶葉に魅了されたレストランは多く、
有名店を顧客に持つ、紅茶界の期待の星。