どうやら、春はもうおしまい、と諦めざるを得ないくらい、一気に夏に突っ走っています。
紫陽花が増えてきていますね。
絵の具を 混ぜ垂らしたかのようなアート感あふれる配色!
こういった「秋色紫陽花タイプ」はパリでも高級フローリストの人気モノでしたが、
一輪でも、サマになるので、お買い得だと思います。
そして、ドライフラワーにもなる。いい感じに。
さて。
花より団子?
いえ、花🌺も団子も🍡
今日は、お菓子ネタです。
仕事柄、超・美味しいケーキ、
と言われる一級ブランドのお菓子類を食べる機会が多く、
贅沢な事ですが、
「うわーーー!!!何これ!?美味しい!!!」
と思うことが昔より減っています。
(ビジュアルへの遡求ぶりが半端無いので掲載)
はっきり言って、
日本のデパ地下の、とってもきらびやかなお菓子たち。
どれもこれも、
美しさはこれ以上望めない頑張りよう。
お味だって、それはもう、十分しっかり美味しいんです。
レベル高いんです。
一回、海外生活した人は、みなこれを痛感しています。
その中でも、
「日本っぽく、繊細にデフォルメされた 洋菓子風」
のブランドがあったり、
「硬派に、ザ フレンチ!」と
フレンチ感満載になっているブランドがあったり、
差は有ります。
しかし、平均が物凄く高い。
特に東京や大都市が、なのかもしれません。
パリでもロンドンでもnyでも、ほかのどんな海外都市でも、
絶対にこんなことはありません!!!
唯一、
パリのギャラリーラファイエットなり、ボンマルシェあたりは、「さすが!!!」
というものも多いですが、
種類数と規模が圧倒的に少ないですし、
良いモノは、がっつり値段が張ります。
そんな風に思い過ごす今日この頃、
久々に、
「わ!!!凄い!!!」
と思うものに出会いました。
春限定の「フレジエ」
Sadaharu AOKI
東京ミッドタウン
これ
店頭には並んでいません。
アントルメのケーキをオーダーする機会に、
スタッフさんから、
「今月末までは、フレジエがあるんです。オーダーで承っています。」
とご提案いただいたもの。
去りゆく春、去りゆくイチゴを惜しむように、
ふんだんに散りばめられたイチゴ、
ものも言わず食べる。
イチゴ イチゴ イチゴ
甘みと酸味のバランスをこんなに取ってくれて、ありがとう。
果物のクオリティに拘っているのがよくわかる。
クリームの甘さ加減と量、そう、量も絶妙。
上下は、パイやタルトではなく、
軽めだけれど、香ばしさも添えられたビスキュイ。
イチゴの美味しさを後押しするような、頑張り具合。
たまたま、入門クラスのあとで余っていたシッキムをメインにしたマイブレンド紅茶。
今日はホントに冴えてて、
香りだちが甘くて、後味は少ししまった感じになって、
凄いマリアージュになりました。
このシッキムはやはり凄い!
入門クラスで頻繁に出しますが、
かなりファンが多い。
ダージリンに似ているけれど、ダージリンより渋みがないので、万人に好まれる。
香りはスイートなフラワリー。
というわけで、
とてもとてもオススメな「フレジエ」と「シッキム」
のご紹介でした。
今日、私は、
「たかがお菓子」
「たかがお茶」
に
長い時間の「幸福感」をもらいました。
そんな瞬間、誰にでもあると思います。
そんな瞬間を届けるーお手伝いを幾らかは出来る、
と思って、日々奮闘しています。
飲・食は、「生きる」の基本。
一食一食、美味しく過ごせたら。
フレジエは、5/31迄の予定だそう。
気になる方は、急いで〜!