週末、年に数回行われる中国茶スクール「遊茶」の代表による勉強会に参加してきました!スクールのシニア、マスターレベル卒業生向けとあって、マニアックな内容ですが、いつも最新の情報が聞けるとあって、私にとっては最高のイベント!今回は、午後イチで白金のサロンでのお仕事があったけれど、どうしてもどうしても出席したくて、午前は遊茶、そのあとタクシー飛ばして白金、という、ま、私にしてはいつものドタバタ。
でも、その甲斐が十分にあるレクチャーでした!!
もちろん、白金では美味しいチャイ、振る舞ってきましたよ~!そのレポものちほど。
あまりディスクロすると怒られてしまうので、自分の復習も込め、きっと皆様も気になっている「水素水」ネタ、レポします!
「水素水って、じつは効かないらしい!?」という噂 聞きませんか?
美人で話が抜群に面白い最高の先生。水素水、私は通っているジムに水素水マシーンがあり、専用ボトルを購入し、時々買っていました。かなり軟水であるのか、マイルドで飲みやすい、水道水のカルキ臭さはない、というのは分かりました。
ただ炭酸などのように「分かりやすいものが入っているわけではない」ため、実感はしにくい・・・。
今年3月に、「水素水で心筋梗塞、動脈硬化が治る、という事実に基づかない虚偽の説明をした販売業者が業務停止命令を受けた」というニュースがありました。そのあと、「じつは効かないらしい」という噂もあって、なんとなく水素水を飲むのをやめてしまいました。ジムには紅茶や烏龍茶を持って行くこともあるし、色々試しているところではあります。
「水素」じたいが、体内の活性酸素の量を抑制する、というのは、専門家や文献などから、確かな事のよう。ただ、その水素の「摂り方」が大事。
まず・・・
① 水素水は、「天然水素水」のタイプ、「後から水素を注入している」タイプと2タイプある。
② 天然水素水は、水素が元々入っているので、沸かしても水素の成分が抜けない。(抜けにくい)
天然水素、今回の勉強会では鹿児島の垂水のものを使用。
③ 逆を言えば、「後入れ水素水」のタイプは、沸かすと水素は抜けてしまう。
つまり、お茶を淹れるのに使いたいなら、天然水素水じゃないと意味がない。
あと、私のパーソナルトレーナーからも云われたことが「早く飲まないとダメ」ということ。
水素水は抜けやすい。ボトルに留めておけない。
ウィキペディアより抜粋
「水素の溶け込んだ水をペットボトルなどのプラスチック容器に封印したとしても、水素の分子は小さいため、プラスチックや金属でも単層の蒸着膜程度なら通り抜けてしまう。水素水を保存保管するためには、ガラス瓶や金属缶、金属積層フィルムのパックなどが必要。健康食品として販売されているものは、金属積層フィルムのパッケージに充填されている。
で、気になる、〈お茶との相関性〉ですが。
今回は3タイプのお茶を水素水で淹れました
① ライトでフラワリーなタイプの烏龍茶
水じたいの印象が強すぎて、デリケートなこのお茶と合ってない気がしました。
つまり水が個性的で、茶葉がデリケートだと、勿体ない。
でも、これがお好きという方も。
② 甘みがしっかり、色が濃い目の紅茶(もちろん中国紅茶です)
これも、水じたいの印象がはっきりわかる、つまり飲んだときに「りんかく」みたいなものを感じます。決して、硬度ではなく、存在感という意味です。
普通に美味しくは入ってました。
③ プーアール
他の水に比べて、水素水で入れたプーアール茶は、とても飲みやすい!カビ臭さがかなり軽減されたので、驚きました。
水素水を有効に使うならプーアールかも!?
インドの渋めな紅茶にも向く気がする。
実験しなきゃ。
〈代表直伝 水素水のおススメな使い方〉
水出しアイスティーにする
浸透圧で、ふつうの水道水の2倍近く早く抽出出来るそうです。便利!
私はこれまで、4か所のお茶関係のスクール、師匠のところに通いましたが、水にかなりこだわっているのは、ここ「遊茶」、「茶茶の間」の日本茶ソムリエ和多田先生、はどちらも、お水の話をよくされます。
やはり、中国茶の特に緑茶、白茶、烏龍茶、日本緑茶が、かなり水の影響を受けやすいお茶だからなのだと思います。
それに比べると、紅茶の先生は、お水じたいを変えるということは言いません。
ケトルに入れるときに酸素を含ませる、ということや、くみたての水、という話はされますが、水じたいを変えるとか、どこかから買う、ということはないです。
ちなみに、ロンドンはベリーハードウォーターなので、非常に高い硬度ゆえに、紅茶の渋みを軽減させます。
お茶の本に「お茶は軟水が適す」と堂々と書いてあるのは、ある意味間違っているとさえ思います。
私自身が硬水で入れた紅茶だからこそ飲みやすくなって、紅茶は渋くないものもある、と気づくことができたからです。
ちょっとマニアックなネタでしたが、
天然水素水が手に入る方は、お茶淹れてみてくださいね。
いつもながら、長文おつきあい有難う御座いました🎵