早いもので今年もあと1ヶ月。
2025年版の手帳に移行する方が増えてくる時期ですね〜
使い始めるのは元日の予定ですが、私も先日ほぼ日weeksのセットアップをしました。
新しい手帳を使いたい気持ちもあるので、ある日突然移行するかもしれませんが

前回のセットアップは外観中心だったので、次は中身のフォーマット作りを!
…というタイミングで、大事なことを忘れていたことに気付きました。
失念していたそれは、ほぼ日手帳の紙が変わったということ。
ほぼ日手帳に使われている紙は、言わずと知れたトモエリバー。
薄くて丈夫、万年筆で書いても裏抜けがしにくい紙質は多くの文房具好きさんの心を掴んできました。
それが2024年版の一部の商品から段階的に製造工場の変更に伴う紙の仕様変更が行われ
トモエリバー(巴川製紙所製)からトモエリバーS(三善製紙製)に切り替わりました。
私が使っているほぼ日weeksは2024年1月始まりのものなので、ギリ旧トモエリバーなのですが
最近セットアップなどで2025年版を使い始めた方から
トモエリバーSは裏抜けするものと裏抜けしにくいものがある
という話を教えていただきまして。
約1年前は、紙質が変わったことによるネガティブな噂は聞こえてこなかった気が…

ただ単に私が情報に疎いだけかもしれないですが

というわけで、ご存知の方も多い話題で大変恐縮なのですが
来年もほぼ日手帳を使おうとしているユーザーの一人として、私なりに検証してみたいと思います。
裏抜けテストに使う文房具はコチラ↓
◾️ボールペン
・スタイルフィット ブラウンブラック0.28
・ユニボールワン ブラック0.5
・サクラクラフトラボ001 ブラック
◾️万年筆 ※インクの種類はマチマチです

・ペリカン スーベレーンM800 EF
・プラチナ万年筆 ♯3776 センチュリー F
・Kaweco Art Sports EF(ニブは鉄ペンに変えています)
◾️マーカー
・マイルドライナー マイルドブラウン/マイルドベージュ
・プロパスウィンドウ スモークグレー
◾️スタンプインク
・midori 回転印
・シャチハタ いろもよう(銀鼠色/墨色)
・こどものかお ポチッとシックス
・ツキネコ ステイズオン(Jet Black)
・バーサマジック(Spanish Olive)
・フリクションスタンプ
こんな感じで1ページに詰め込んでみました。
マーカーは二度塗りをしています。
万年筆は滲むほどではないですが、しっかり発色している気がします。
スタンプは墨色の印面が滲んでいること以外は特に問題なさそうです。(それは押したあと擦った私の問題)
裏抜けの結果はこんな感じになりました↓
筆記具ゾーンの裏抜けは問題なし

スタンプゾーンはこんな感じです。
盛大な裏抜けはなく、いい意味で予想を裏切られた結果となりました。
いろもようはゴーストと言われる程度でステイズオンは所々抜けています。
モコモコ盛り上がっているところは反対側のページでフリクションを消すときに擦った跡です。
全体的に私の許容範囲内だったので、2025年版ほぼ日weeksの裏抜けテストは特に問題なしとしました

ただ、スタンプの裏に薄い色や細い字幅のペンを使うなら…ちょっぴり気になるかも?

トモエリバーSに切り替わったほぼ日手帳オリジナルを今年愛用中ですが
ほぼボールペンとmidoriの回転印しか使わないので、紙質の変化はまったく気にならずに使えています。
ただ思い返せば、オリジナルだったかHONだったかものすごく裏抜けしたページがあったなぁ…

どのページだったか、回転印のチェックボックスを上から万年筆で塗りつぶしたら思いっきり裏抜けしていました。
万年筆やスタンプのインクの状態によるものだったのか、たまたまそのページが裏抜けしやすかったのかは定かではないのですが…。
紙とペンの相性とか裏抜けとか、特に気にならない方もいらっしゃいますが
ほぼ日手帳を好んで使う方の多くは文房具にこだわりがあると思っているので(偏見)
特に万年筆ユーザーさんにとって紙の変更はなかなか重要な問題だと思うのです。
私のweeksも裏抜けに関しては問題なしと結論付けましたが
ページによって異なるかもしれないし、今後経年変化で抜けていくかもしれないので注視していきたいと思います。
完。