数か月前に「変な家」を読みました。
この本は面白かったです。
映画化するということでしたがキャストが決まったそうです。
おもしろそう~。
今回の本はこちら「そして、バトンは渡された」↓
本屋大賞受賞作で、令和最大のベストセラーだそうで、100万部以上の売上だそうです。
ということで、オーディブルで聴いてみました。
この先、ストーリーにふれる可能性があるので知りたくない方はスルーで。
フィクションですので作り話というのがもちろん前提ですけれど。
親が変われど、どの親も深い愛情を持って接してくれていましたけれど、
本当の親との縁を切るほど他人がここまで深入りしていいのかという、
空気の読めない大人の意見を持つ私がいまして。
父親は娘に会いたかった。
娘も父親に会いたかった。
なぜこのシンプルな絆を割く必要があるのでしょうか。
それぞれの大人の事情に巻き込まれた子供(優子)。
ある意味、大人たちに洗脳されて生きてきた子供(優子)。
そんな優子だけど、擦れないいい大人に成長しましたからよかったですけれど。
これ、感動話にしていいのかなぁー、なんて。
だいたい感動話になるときは人が殺されたり病気で死ぬのが常。
単純すぎる。
父は養育費をずっと払っていたんですよね?
梨花は途中から親放棄をして森宮君に親役を押し付けてトンずらしますけど、
養育費はどうしたの。
おそらく、森宮君は養育費はもわらずに育ててましたよね。
そういう、あれ?っていうところが複数あって、ただのおとぎ話ね、みたいな感じでした
あと、ストーリーがフラットで、事件が何も起きなければは波乱万丈でもない。
なので、だらだらした感じがしました。
優子の母世代の私より、優子世代の読者から支持されそうな内容でした。
映画化してたんですね。