エジプトは3大うざい国の1つ(インド、モロッコ)と言われているそうで。
 
私はインドはうざいとは思ったことはないです。
環境によりますよねって感じです。
おそらく、バックパッカーの世界だとうざいインド人が存在するのかなと思います。
私はラグジュアリーなインド旅をするのでね(ケッ、変なインド人とは接点ないです。
 

エジプトでは、うざいと思ったのはピラミッドで、でしょうか。

朝早く行ったからよかったものの、日中に訪れていたら客引きがうるさかったでしょう。

 

エジプト人は「距離が近いなぁ。。」と、最初はうっすら感じていたものの、

その考え方は間違ってないと思います。

 

「距離が近い」のがいいときと悪いときがあります。

この写真の男性のように、「日本人ですか!よい旅を!」と言ってくれる人もいます。

 

 

歩いてたら「まぁ座れ」と言って、自分が座っていた椅子に私を座らせてくれた。

 

それがそのおじさん。

 

イスラム教ではコーランに「旅人を助けよ」という教えもあるということで、旅人に優しいです。

それはトルコもそうでした。

 

 

この2人は、私が道端でUBERが拾えなくて困っていたら、

どうしたんだい、と言ってやってきた。

 

UBERの車の番号を調べてくれている。

優しい。

 

 

(エジプトではナンバープレートがアラビア文字のため、アプリの数字の車番号と一致してるかわからない!)

 

 

とにかく優しい。

そこは暑いからこの傘の下で座りなさい、と言ってくれる通りがかりのお店の人たち。

 

 

「私がスズキさんです」と言って、いきなり自己紹介してきたおじさん。

おそらく、エジプト人はかなり冗談が好きなんだと思います。

関西系のノリが感じられます。

 

また、男性陣だけではなくて子供も女性も学生も、なんです。

私を見ては「ウェルカム!」と声をかけてくれます。

だから、私も笑顔で手を振ると、ものすっごい喜んでくれるんですよね。

「私って有名人だったっけ?」と思うくらい声をかけられるので、本当に驚いたんですけど。

日本のドラマが国民的に流行ったということやアニメが人気ということもあって日本人は人気なんでしょうか。

 

 

このお兄さんは、「モウカリモウカリマッカ、ボチボチデンナ、ヤマモトヤマ」

と歌い始めました。関西人が覚えさせたな。

冗談が面白いし、日本人が好きだというアピールは嬉しいですよね。

 

ここからは真剣な話。

ちょっと長くなります。

 

今回3か所の5つ星ホテルに滞在しましたが、1か所で重要なインシデントが発生しました。

 

私が部屋にいたときに、ハウスキーパー(若い男性)がノックして、

「ハウスキーピング!何か必要ですか?」と言ってきたので、

「特にないですよ、ありがとう。」と言いました。

 

ハウスキーパーは、部屋の中を点検するようにしながら、「あなたは日本人ですか?」

というので「そうですよ。」と言ったら、

「ヒロヒト天皇を知ってますか?彼は偉大ですよね。私は歴史が大好きなんです」

と話だしました。「そうですか!よく知ってますね~!」

日本人として、昭和天皇の名前も知っているというのは嬉しいではありませんか。

雑談が好きそうなハウスキーパーだったので話を聞いてあげていました。

「私はここで働く前はバンカーだったんです。」とのこと。

え、バンカーだった人が今はハウスキーパーなのっていうのはちらっと思いましたが。

歴史の話に詳しかったので、聞いてあげてました。

で、少したって「オーケー、ありがとう。じゃ、何かありましたら呼びますね」

といってドアを閉めました。

 

10分くらいして、ドアをノックする音が。

さっきのハウスキーパーがドアの前にいました。

「ハウスキーピングです。冷蔵庫のスニッカーズがなくなっていて、探してるんですけど、食べましたか?」と。

「いいえ、食べてませんよ。なんなら冷蔵庫の中を確認してください。」

と言い、ハウスキーパーは部屋の冷蔵庫の中をチェックしました。

もちろん食べてないですし、そもそも冷蔵庫の中を見てないからわからないんですけど

「どうでしたか?問題クリアしましたか?」

と言ったんですが、どうも違う様子。うーんと言いながら、ありがとうございましたと言い、

去り際に「あ、さっき私は元バンカーだと言いましたが、その前はマッサージ師でした。」

と笑顔で話をし始めました。

「えぇ、そうなんですか。」

と話をしたら、「そうなんです。妹もプロフェッショナルでよく一緒に学びました。ちょっと試してみますか?」

といい、服を脱いでみて、そしたらマッサージが上手くできるからっていうんですよね。

「は?」って言ったら、

「じゃぁ、腕を貸してみて。」って、腕をマッサージしてあげるから、っていうんです。

何言ってるかさっぱりわからないんですけど、とりあえず腕を貸したら、すっごい痛いんです。

「ギャー――!!」って叫んだんです。

で、叫んだら「しっ!静かに!!」って言って、

「じゃぁ、背中をマッサージしてあげるから、背中むけて」

って言うんです。こいつ、大丈夫かいなと思いながら、背中を向けたら、なんかね、私の背後から胸を揉み始めたんですよ。それから、腰に手をまわしてきて、触る触る。

「ギャー!!!!」ってまた叫びました。

そうしたら、別のハウスキーパーが「どうしたんだ」って感じで見に来てくれて。

「なんでもないんだ」って言いながら、何か言い訳しながら2人は出ていきました。

 

あー、あいつ胸揉んだ。許さない。

って思って、レセプションに電話。

状況を伝えました。

 

そのあと、またハウスキーパーが来たんですよね。

だから今度はドアを開けずに「もう用はない」と言いましたら去りました。

 

すぐに、ホテルの上層部が数名部屋にやってきて、私から状況をヒアリング。

誰が加害者なのか、特定したようです。

また、「ツアリストポリスに一緒に行きますか。」と言ってくれたんですが、フライトの時間がまもなくだったので、時間的に無理。それはできませんでした。

でも、「間違いなく彼を解雇してください。」と伝えました。

 

その後、出張で留守にしていた総支配人からも連絡があり、加害者はすでに解雇し、ツアリストポリスにも観光業に彼を従事させないようにブラックリストに入れた、との連絡がありました。

 

しかし、これは私だけにした言い訳であって、ホテル内で隠蔽されてしまったらたまりません。

なので、在エジプト日本大使館にも連絡し、大使館側からもホテルにきちんと対応したか確認してもらいました。すべて解決です。

 

この件があって、せっかくのエジプト滞在がなんかなーっていう感じで終わってしまいましたが、

ホテル側のスピーディーな対応もよかったですし、大使館もすぐに動いてくれたことはよかった。

 

でも、若い日本の女性だったら、既遂される可能性はあります。

加害者の手法というのが慣れている。

なんとなくその手に乗っかってしまうんです。

この私でも、なんかマッサージされちゃいましたから。

 

 

で、それから、これは別のホテルでのことなんですけど。↓

 

 

私の専属バトラーとWhatsAppで連絡を取りました。

それは別に、トルコでも同じようにバトラーとWhatsAppでいろいろリクエストしていたので

問題ありません。

 

ただ、エジプトの場合は距離が近い!

あなたはバトラーであって私の友達ではない、という認識がないんですよね。

ハートマークとかいらんし。

 

私が、1人旅だけど観光する時間はないって言ってるのに、このバトラーは

「私が今日は仕事が夜23時半に終わりますから、それから観光に行きましょう!」

「エジプトに来て観光しないのはもったいない!私が一緒に行きます!」

とか「このレストラン、すごくいいですよ。行きましょう!」

って言うんです。

いやいやw 

 

なんか、国民性なんですかね。

これは、放置してたら連絡はもうなくなりましたけれど。

 

この距離感が、ちょっと誤解を受けるかなっていう感じがします。

私はもうババアですけれど、若い女性の1人旅は本当に心配です。

 

この前、モルディブのリッツでレイプがあったっていう話をブログでしましたけど。

やっぱり5つ星ホテルでも危ないなぁーって感じです。

エジプトは悪くないんですけど。

つけあがってくる人もいるんで、気を付けてくださいませ。

 

さて、私はまたブログから少し距離を置きたいと思います。

また来月、ここでお会いしましょう。