インド・ゴアでは、セントレジスゴアとITCグランドゴアでスパに行きました。

セントレジスは本格的でもううっとりするようなアーユルヴェーダ体験でした。

それはまた後日。

 

今回はITCグランドゴアでのスパのときのこと。

ここにはセントレジスのような本格的なアーユルヴェーダがないのですが、スパメニューが豊富。

ホテルスパのわりにはお手頃なので、予約が必要なくらい人気でした。

 


私は、スパのシグネチャーマッサージの"kaya kalp”というメニューで1時間。

インド中にあるITCホテルのスパは"kaya kalp"という名前です。

 

ヴィラスタイルの個室で施術をうけました。

ちなみに、60分で7000円くらい。

私はそこから20%オフでした。

 

マッサージは、何と説明したらいいのかわからないんですけど、

日本のスパでのマッサージともなんとなく違う。

気持ちいいかというと、まぁまぁw

セントレジスのスパ、すごかったなぁーと、そればかり思っていました。

 

ということで、内容的にはさほどおすすめではありません。

 

 

ただ、そのときのセラピスト(?)が非常に印象的でした。

 

しっかりした感じの女性で、英語での説明も上手。

マッサージをはじめる前に、アイスブレイク的に雑談をしてたんですけど、

それが結構盛り上がったというか。

 

彼女、結構スパッと質問してくるんですよね。

「マーム、年齢をお伺いしていいですか?」

 

へ?

年齢聞いちゃうの?

 

「40歳よ。」

 

うそこけ。

と自分で思ったものの、東アジア系の人間の年齢なぞわからんだろと思ってうそついてみました。

そしたら

 

「え。。。。見えません。」

と。

え、え、そうかしら。

 

「うちの母が39歳なんですけど、うちの母のほうがもうおばあちゃんみたいです。」

え、39歳のおかあさん?

 

「わたしは22歳です。」

しっかりしてるけど、会話してると確かに若い。

 

「母は私ともう2人の子供を働きながら育てていて、もう疲れ切っています。」

「だから、シワとか多くて、すごい年寄りみたい。」

 

あぁ。。。

おかあさん、ご苦労が多いんでしょう。。。

ごめんなさい、こんなに苦労してない人が来てしまって。

 

「わたし、母をラクしてあげたいって思って、この仕事を13歳からしています。」

 

ひー。

インドって何もかも異次元。

 

ケーララ出身の彼女のテクニックは、22歳にしてはすごいプロフェッショナルです。

でも、やっぱりなんていうか22歳だなっていうところもあるというか、ちょっと独学部分が多いかなとか。

 

「私も日本で働きたいなぁー。働けますでしょうか。」

とか、結構前のめりで。

 

この向上心は素晴らしいと思うし、なんか応援したくなりますよね。

 

ところで施術中に

「マーム、あの、体が痩せすぎていませんか。スケルトンみたいです。」

 

 

確かに背中なんて骨っぽくてマッサージしにくかったとおもいます。

でも、日本だと私なんて全然骨じゃないんですよ。。

 

「ロシアとかのお客さんが多いんですけど、みんな肉ついてます。」

ww

打ち解けすぎてしまっただろうか。

 

とりあえず、施術前のカウンセリングシートには「リラクゼーションを求める」

とリクエストしたんですが、笑ってばかりの施術になってしまいました。

ま、これもいい経験だったと思います。