ペルーからの経由地ロサンゼルスでは、旅の疲れを落とすためにリラックスした滞在にしていました。
また、ダウンタウンへはいかずマリナデルレイ~サンタモニカのエリアだけドライブしたりしていました。
滞在二日目、サンタモニカから車で北に10分くらい走ったところにある高台へ。
そこから見えるビーチの風景は、サンフランシスコのベイエリアと全然雰囲気が違うね~、
なんて話ながら見ていました。
この高台に来た理由。
それは、イームズ邸を見るためです。
椅子などの家具で有名なイームズですが、自宅を建築していたのです。
その家がサンタモニカにあるということで訪れたのです。
イームズが実際にケーススタディハウスとして建てた家は、一般的な建築材を使用して作ったということですが、そんな「一般的」が見事に打ち破られているといいますが、そのころにしてみたらすごく斬新だっただろうな、と思う素敵な家です。
建物のファサードのみの見学になり、内部へ入れるのは一部の人(イームズ財団の会員)のみ。
しかも、その人たちも見学するときは写真撮影なども許されず、靴下を提供されて内部に傷をつけないように配慮されていました。
電話予約をしないと見学はできません。
当日でもいいので電話をしてから訪れます。
時間指定がありますので、その時間に伺います。
財団のスタッフがアトリエで受け付けしてくれます。
入場には10ドルが必要です。
私達が訪れたときには、20人くらい見学者がいたかなと思います。
(”写真”を撮った画像です)
「豪華」というわけではなく「住みやすさ」が追及された家で、環境にも優しい作りになっています。
周囲の木々との調和があるのも特徴です。
家の周りにある木々は、ただ単に生えているわけではなく何かしらの意味があります。
家の中は、天井が高く、本棚の収納力はすごいです。
また、様々な形のランプがあったりします。
アジアの国の飾り物などがいたるところに飾られていますが、なぜかごっちゃごちゃになっていないのです。
日本に影響されたと思われるものもありました。
奥の部屋にはゴザ(畳ではなく)が敷かれていて、その上にカーペットが敷かれていました。
こけしも飾られていました。
はたや、インドや東南アジアのものもあります。
ただのボックスなんだけれど、住みやすさを追求したアイデアでいっぱいの家は、ゴージャスな家に住むだけがいいわけではないということをものすごく感じます。
1時間くらい見学をしました。
ここは見る価値があるモノだと思います。