先週のアメリカ・カリフォルニアのドライブ旅行。

ヨセミテ国立公園の後に向かったのは、ボディという町です。

ヨセミテより東側にあり、ネバダの州境まで車でたった30分です。


270号線はボディの町に行くくらいしか用事がなきゃ使わないだろうと思います。

なので、車とすれ違ったりなんてことがなく、ひたすら進みました。

夜だったら非常に怖いです。

なんせ、ボディはゴーストタウンとして有名なんですから。。。



 

砂漠っていうんでしょうか。

緑はありますけれど、サマーカットのトイプードルみたいに(うちの犬がまさにそうですが)

超短くカットされたような緑が続いています。


はるか向こうのほうは、シエラネバダの雪化粧の山々。

こちら側とのギャップを感じます。


ウィキペディアによると標高は2550mらしいです。

標高が高いところをアップダウンしながら走行していましたが、高山病にならずに幸いです。



どんどん進んでいくと、道路がアスファルトではなくなりました。。

すごく怖い。

道がない。。

走っても走っても何もない。。

車ともすれ違わない。

この道で合ってるのかどうか心配になりながら走ること約20分。


ちなみにこの道路、冬になるとコンディションが最悪になるそうです。(雪とか)

なので冬はスキー客はいいけど、普通は走れないと聞きました。


 

 

・・・ありました。。。


ボディの町


先ほども書きましたが実在するゴーストタウンです。

映画のロケ地でもありません。


町の入り口でチケット代を払います。

はい、ここは国定歴史建造物、州立公園として生まれ変わっている町です。


今はきちんと管理されているので、荒れた感じはするんだけど芸術的というか、計算されて荒れている感じもします。






ここは19世紀にゴールドラッシュによって栄えた町だそうで、最盛期には1万人も住んでいたそうです。

でも、今残っているのはわずかの建物。

大規模家事があったそうで、ほとんど焼けてしまったみたいです。


ゴールドラッシュが下火になり、人々は他のエリアのゴールドラッシュを目指して引っ越してしまい、

さらには家事になったこともあって、ゴーストタウン化してしまったんだそうです。


 

 






ここがメインだった金の会社。

ここは時給がすごーくよかったみたいで、口コミでそれが広まって、こんな砂漠地帯に続々と労働者が集まってきたみたいです。







ゴールドラッシュに沸いた町ですから、潤っていたんだと思います。

博物館のようなところを訪れました。

元住人の持ち物が展示されたあったのですが、金持ちっぽい道具や宝飾品ばかり。

暮らしは豊かだったのではと思います。





この町になんでも揃っていたみたいです。

刑務所もありました。






観光で訪れる人が結構多いみたいです。

私達は朝早くに訪れましたが、時間が経つにつれて人が増えてきました。





これはグロサリーストアだったかな。






そのまんま残ってます。











シェル石油w









学校。


 





学校の中。






地球儀ですね、これ。







なんと、町のはずれにはチャイナタウンがありました。


どこにでもあるな。。チャイナタウン。

ただし、この町の組合では認められなかったようで、町のはずれのはずれのほうにありました。

ここで働く労働者を支えるような仕事をする人たちが住んでいたんだと思います。






実在するゴーストタウンはなかなか衝撃的でした。


 



(画像はオフィシャルHPより)


今月末から8月の夏場は、ボディから見える星が綺麗らしいです。

通常は18時で閉園するのですが、星空ツアーが特別に開催され、20時くらいまでここにいることができるそうです。


ちなみに、幽霊がでるそうです。



この州立公園の情報はこちら