伊勢神宮は、内宮・外宮ともに今日から参拝ができます。
今年は20年に1度の式年遷宮とあって、参拝者数が1300万人と上方修正され、さらに経済効果も2500億円だといわれています。
何はともあれ、今年は特に盛り上がっています。
揃いのハッピを着たみなさん。
この風景は、お白石持行事です。
ご用材を運ぶお木曳とともに、旧神領民が遷宮に直接ご奉仕する民族行事。
400年の歴史があります。
なかなか見る機会もない貴重な行事です。
子供も大人もおじいちゃんもおばあちゃんも、みんなで綱を曳いてゆっくり歩きます。
綱はとても長く、100m~200mあるのだとか。
大きなかけ声をかけながら、ゆっくりと。
奉曳車には、白石がはいった木樽が積み上げられ、奉献団のみなさんが内宮へ奉曳します。
スタートからゴールまで2kmあるそうです。ゆっくりゆっくりですから、2kmでもかなりの時間をかけています。
2内宮に到着したころには、相当お疲れの様子でしたが、やりきった達成感もあったようで皆さん清清しいお顔をしていました。
かなり見ごたえのある行事でした。
また20年後、ですね。