YES、NOの引き出し方 | 一歩一歩進んでいこう~ギフテッドかもしれない

一歩一歩進んでいこう~ギフテッドかもしれない

ハイパーレクシアⅢ型、集中力が凄く一筋縄ではいかない息子を蘭を育てるように育てていきたい。

ABAなど療育に助けられながら毎日頑張っています。

息子が4歳になりました(*^^*)バースデーケーキ

ベランダが濡れているのを見て
「雨降ってたんだねー」と言ったり(過去形)

「ママー!リュウのおしりがパンって鳴ったんだよ!」(おなら笑い泣き)

と、面白いことも沢山話してくれるようになりました。

3歳を振り返ると、言葉、コミュニケーション、偏食がほぼなくなったことが大きな変化だったと思います。


3歳になりたての頃、発語はあるものの殆どがおうむ返しばかり。

一方通行にうんざりしてきていました。

(まともな発語はメモってこれだけ出たと希望にしていました)


会話のキャッチボールがしたい。。。ショボーン
君が一体なにを考えてるのか知りたい。。えーん

周りの子達は意志疎通がほとんど完璧なのに。。えーん

三年間一方通行な愛とほぼ私の独り言を繰り返してきたことに疲れていました。

その頃は

私「これ食べる?↑」と聞くと


リュウ「これ食べる↓」

または「食べる↓」と答えることが多かったので(それでも反応がない時よりはずっといい)


「うん」が言えたらもっと自然かもと思いつき


バナナを見せて私の額のあたりにゆっくり持ってきて(目を合わせやすくするため)

目が合ったらニコッとして

私「バナナ食べる?...うん(頷く)」

と聞き方を変えるようにしました。

こう問いかけると

はじめ息子は「バナナ食べる...うん」と応えることもあったので

そうした場合は反応せずに

私「うん(頷く)」と言い

リュウ「うん」言ったら誉める!ことを繰り返しました。


練習のおかげで割りと早くYESは言えるようになりました。


同時に欲しくない時やNOと言いたい時もYESと応えている気がしまして。。


NOを教えたいけど、NOを一から教えるって難しい滝汗


そこで療育の先生にNOが言えるようになるいい方法はないかと相談し、画期的な方法を教わりましたポーン

ーーーーーーー


子供が確実に分かる単語のカード(バナナの絵)を見せて

「これはバナナですか?...うん(頷く)」

「うん」と言えたら誉める

まずYESを引き出して


バナナの絵を見せて

「これはイチゴですか?...ううん(首を横に振る)」

リュウ「ううん」

NOと言えたら誉めるという方法です

ーーーーーーーーーー

こんな方法、一人じゃ思い付かなかった!ポーンさすがプロ!!

慣れてきたら実物や他のものでも行うようにしました。

繰り返すと私や先生からのYESNOの手助け(プロント)がなくても答えられるようになってきました。

練習している期間は生活のなかでも無理ない程度に意識して質問しました。

途中から夫にもマルバツゲームのように参加してもらったり

ブッブー!ピンポンピンポーン!など音の面白さも入れ


YESNOと応えることは楽しいんだと分かってもらえるといいなと思いながら取り組みました。



そんな今では

私「お茶飲む?」

リュウ「ううん、今はいらない」

と答えてくれたりします!!


感動です!!お願いお願いお願い


おうむ返しもいまではなくなりました。


まだ助詞や話の並べ方などがうまく言えないことがあるので、

その時は直す言葉を伝えると繰り返してくれます。

リュウ「幼稚園をお母さんが迎えに行ったんだよ!」(夫に話してる)

私「幼稚園にお母さんが迎えに来たんだよ」→繰り返す

少し前は助詞が気になっていたのですが、今は殆ど気にならなくなってきました。

療育の先生いわく

「助詞は教えるのも難しいので(練習はしてますが)日々の慣れです」
だそうです。


いま書いていて思ったのですが、息子は会話を繋げる方法をあまり知らないかもしれないと思いました。


今後は会話を繋げるためにどうしたら自然になるか考えていこうと思います。

3歳前半の私を救った言葉のひとつに

おうむ返しは言葉の練習をしているのよ。覚えたい気持ちの表れよと先生から言われました。

過ぎ去るとその通りだったなと思います。

同じく目下の課題の独り言も
言葉の練習をしてると言われたのですが、気になります。。。チーン

いまは語彙や経験を増やすことに注いで、気になったらどうにかしていこうと思います(/--)/(幼稚園や集団では言ってないらしい)

発達に問題のない子達が軽々開けていく扉を、一つ一つ細かく教えていかないといけないのは大変だけど

開き方がわかれば使えるんだ!と日々実感しています。

そして次の扉に向かわず部屋にいる時間が長いからか、覚えていくことは深く丁寧だと思ったりもします。(もちろんすんなり開けられた方がいいですがショボーン)

亀でもいい。ゆっくりいこうと思います。

じっくりも大事にしつつ、次の扉を探して一つずつ開け方を探していこうと思います。