基礎練習でよくある人中薬小で押さえる1234というクロマチックな動きを
単に弦移動するのではなく指板を斜めに進み戻ってくる動線がバツに見える事からバツと呼ばれる。
まあ厳密に言えば一筆書きの様に繋がっているからの無限の記号、メビウスの輪みたいだが、
それはこの際置いといて、とりあえず「バツ」と呼ぶ。
6弦スタートで説明すると下記の様になり、1弦6789の後は1F移動し
78910から6弦に向かって斜め移動し6弦に着いたら
1弦に向かってそのまま降りて、あとはご察しの通りである。
※スマホで見ると等幅にならないみたい。
E ------------------------------------6-7-8-9-
B -----------------------------5-6-7-8--------
G ----------------------4-5-6-7---------------
D ---------------3-4-5-6----------------------
A --------2-3-4-5-----------------------------
E -1-2-3-4------------------------------------
一般的な隣の弦に移動するだけの動きより格段に難しく、
滑らかな弦移動とかにも効果的な練習方法といえる。
これを4つのカタマリが動いていくのではなく繋がっている様に
滑らかに弾くのが肝なんだがこれがかなり難しい。
通常、オルタネートピッキングってのは頭の音がでかくなりがち。
そこにちょうど弦移動が絡むとさらに弦移動した1音目の音が大きくなる。
そういった事に注意しつつ取り組むと運指練習だけではなく
ピッキングの安定化にもかなりの効果がある。
たかが基礎練習されど基礎練習で
少し練習を怠ると如実に音に出るので恐ろしい。
ちなみに生徒は最終的に200BPMくらいで弾かされてた気がする。
それを指板見ずに生徒が弾くのを見ながら笑顔で一緒に弾いてた先生が恐ろしい。
ただスピードが重要ではないのでそこに固執するのは危険で
あくまでも綺麗に滑らかに弾けることが重要であると思う。
バツにはいろんなパターンがあり、まあ基礎練習のパターンと言えば
察しはつくと思うが1234ではなく4321で弾いたり1324、4231で弾く。
これは正直今でも難しい。
さらに隣の弦ではなく1本飛ばして進む下記の様なパターンもあり、
フィンガリングもピッキングも安定していないとかなり難しい。
E --------------------------------------------------6-7-8-9-
B ------------------------------------5-6-7-8---------------
G ----------------------4-5-6-7--------------4-5-6-7--------
D --------3-4-5-6--------------3-4-5-6----------------------
A ---------------2-3-4-5------------------------------------
E -1-2-3-4--------------------------------------------------
こんな感じがバツと呼ばれる基礎練習です。
今回のタブ譜も僕のHPから持ってきたものだけど、
他にもいろいろとあるので興味のある人は試してみてください。
17~18年前に作ったHTMLも1.0の恐ろしくシンプルなサイトだけど
内容的には今でも十分に役立つと思います。
最後に15年前くらいに弾いた僕のバツの音源を期間限定で置いておきます。
音が歪んでいるのは普通に歪ませて弾いてて、そのまま弾いたからだと思う。
基本的には生音かクリーンが細部がチェックしやすくて良いと思います。
なので、これが良い例という訳ではなく、あくまでもこんな感じという参考に。


















