アランホールズワースが亡くなった。 | しまっちのひとりごと

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4月15日、アランホールズワースが亡くなった。

 

師匠と大して変わらない年だと思ってたから

一回りも違う70歳だった事にちょと驚いた。

 

アランホールズワースと言えば・・・

 

よく知りません。

 

ただ僕がギターを弾き始めた30年前からすでにレジェンドで

ジャンル超えて影響を与えている人だった気がします。

あのヴァンヘイレンだったりインギーも公言してたように思う。

 

あとは師匠の友人で、アランホールズワースの

昔の所属バンドの後継ギタリストに師匠が内定してたけど

解散したために実現しなかった話を聞かされた事がある。

ちょっと信じがたい話ではあるけど確かめる術はもうなくなった。

 

個人的な考えとしてレジェンド(伝説)は

伝説として残るべきであってリアルに影響を

残し続けてはいけないと思ってて、

新しい世代によって噛み砕かれ新たなものが

生まれていくべきと思ってる。

そういう意味ではアランホールズワースって

かなりの人に影響を与えたにもかかわらず1つの要素として

溶け込んでいくような影響の与え方で理想的といるかも。

レジェンドが越えられない壁になってはダメだと思うし、

超える存在が現れないのは残念な事だと思う。

 

僕は師匠にジミヘン聞けと言われても頑なに聞かなかったし、

ヴァンヘイレンも偶然以外は聞いた事がほぼない。

なんでみんなと同じ影響を受けなきゃいけないのと思ってたし、

僕が弾き始めた時にヒーローだったインギーや

ヴァイ、サトリアーニ、それ以降のギタリストから影響を受ければ

レジェンド達の影響は間接的に受けて進化していくものと

弾き始めた頃から思ってて、それは今でも変わらない。

それが健全な時代の流れだと思うしね。

 

それに古き良きものは時代を考慮しないと

今の時代の感覚では必ずしも良いものとはならないことも事実。

ここからロックが始まったんだとか言われて数十年後に聞いても

敬意は払うけど新しい時代の風は感じないよね。

ジミヘンが凄いと言う事を新しい世代に証明するには

ジミヘンから影響を受けた人がそれを消化し新しいものを

生み出さないとダメなんだよ。

うれしい事にそう言うギタリストはたくさんいる。

そういうギタリストがまた新しい世代に影響を与えて

どんどん新しいものが生まれて行くのが理想と思ってるって事。

 

イチローがあの年でも活躍するのは素晴らしい事。

しかし野球界にとって40歳を過ぎた選手がいつまでも

必要とされる世界は問題と思う人もいると思う。

それはイチローが悪いわけではなく、

イチローを超える次の選手がいないことが悪い。

それだけイチローが突出していると言えるけど

上回る才能が現れれば生けるレジェンドは静かにレジェンドになる。

 

つい最近、浅田真央選手が引退した。

あれほど人気の選手がすんなり引退できるのは

後に続く選手がいるという証拠。

 

ギターに話を戻せば、ジミヘンの後、ヴァンヘイレン、

インギーやヴァイまでは良かった。

ヴァンヘイレンは今でも現役だけど

インギーやヴァイが出て来た頃にはすでにレジェンド化してて、

それほど引き合いに出される事は無かったし、

現役を続けて居ても綺麗に世代交代した気がする。

 

問題はその後。

インギーやヴァイ、サトリアーニ達が売れていたシュラプネル全盛期。

他にもグレッグハウとかリッチーコッツェンとか後期には

ロンサールが出てきて僕は好きで今でも聞いているけど

他にも沢山のテクニカル系のギタリストが出て来たにも関わらず、

そんなギタリストから影響を受けた

新しい世代のギタリストが出て居ない。

これは若い世代にいい影響を与えてないと言う事だろうか?

結局、ヴァイたちが未だ現役ヒーローとして生き残っている。

ファンからすればうれしい話だけど、ロックギター界としてどうなの?

僕が最近よく聞いているギタリストたちは

技術的にはすでにヴァイ達を超えているけど、

比べてしまうと物足りない。というかアルバムさえ碌に出せていない。

個性で勝てないのか楽曲で勝てないのか・・。

 

昔はネットなんて便利なものはまだ普及しておらず

曲を聞き込んで技を盗んでた。映像が見れるなんて稀だったしね。

だからこそ試行錯誤してまた違った発想が生まれたり

個性が生まれて行ったのかもしれない。

逆に今は検索すれば答えが出てくる情報の出尽くした

食傷気味な時代で世に名を残すのは昔よりも

何倍も大変なのかもしれないね。

 

この先、あっと驚くようなレジェンドは生まれるんだろうか?