巻き添え | しまっちのひとりごと

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-- 弾けない豚はただの豚 --

数カ月前に起こってしまった巻き添え事故、先月にはお別れ会に1000人が訪れた。

事故現場にはお別れ会の日まで花が途絶える事はなく
僕も花が無くなるその日まで事故現場の前を通る度に手を合わし続けた。
風の強い日には花が散乱し、どなたかの趣味だったのだろうか
供えられたテニスのラケットも飛ばされる有様だったので
僕のような手で申し訳ないがその場を奇麗に整えた事もあった。

そしてお別れ会の数日後、事故現場にはガードレールと
支柱が2本設置された。事故後直ぐに決まったのだと思う。
町の美観の為かこの町にガードレールは少なく、
植込みが道路と歩道の間にあるのみだった。

見た目は確かに美しい。
しかしこの支柱2本が最初からあれば
3人の命は救えたのではないかと思う。

ある意味、事故の犠牲であり
町の美観の犠牲でもあったのではないか?

人間はいつも後悔してからしか成長しない。
事故を起こした少年が後悔、そして反省して
成長してくれれば良いが、彼1人が成長しても事故は減らない。
こういった全くの部外者を巻き添えにした事故を
ただ運が悪いと思うのではなく、いつ自分が加害者、
そして被害者になるかもしれないと言う気持ちを持って
日々気を付けて生きて行かなければいけないのではないかと思う。

お別れ会の日、供えられた数々の花は撤去され
線香が供えられて、翌日には事故現場から事故の痕跡は消えた。

しかし数日後、新たに花を供え、長く手を合わせている男性を見かけた。
その後病院に歩いて行った事から彼女達のお世話になった患者さんなのだろう。

彼女達三人は今までどれだけ多くの人の命を助け見送って来たのだろうか。
他の人なら良いと言う訳ではないが、つくづく人を救う立場の人が亡くなるのは心が痛い。

この事故に関する記事はこれを最後とする。