○○○の悲劇(2)
| 「○田肛門科」 割とキレイな病院だ。 隅々まで掃除のゆき届いたフロアスペース。 観葉植物と水槽で気持ち良さそうに泳ぐ熱帯魚たちによって自然を演出された院内。 患者の緊張をほぐすために様々な気配りを感じる。 肛門の気配などみじんも感じさせない。 しかし、すぐにここが肛門科だという事実を思い知らされる。 それは受付でのことだった。 看護婦「今日どうされました?」 オレ 「いや、ちょっとオシリが痛いってゆーか・・・。」 看護婦「オシリのどの辺が痛みます?」 オレ 「あの、何ですかね・・腸に近いとこってゆーか・・」 看護婦「肛門ですか?」 オレ「あ、はい、そうですね、肛門ですね。すみません・・。」 さすがプロ、キレイな顔してやすやすと言ってのけたぜ。 しかし何でオレは謝ってるんだろうか? 看護婦はしばらくお待ちくださいと言い、ドーナツのぬいぐるみのような物をオレに手渡した。 |

何コレ?
コレは何だろうと思って周りを見回すと、謎はすぐに解けた。
あ、コレに座るのね(;´Д`)
真ん中に開いた穴が疾患で痛む患部を優しくガード。
これさえあれば、公園のかたいベンチでもロッキングチェアーに揺られるも、
アナタの自由。
何とありがたいアイテムか。
発明したヤツを熱く抱き締めたいよ。
オレはドーナツを挟んでイスに腰掛け順番を待った。
はっきり言って、不安だ。
滅多に病院など行かない健康優良児のオレに、肛門科のシステムなど分かるはずもない。
やはり、尻は見せねばならないだろう。
死ぬほど恥ずかしいが、そこが患部なのだから仕方ない。
問題はその後だ。
医者のヤツ、オレの肛門をいったいどう料理する気なのか?
普段は尻の肉に厚く覆われている肛門なのだから、両手で尻を開くに違いない。
オレの肛門は、どんな形をしているのだろう。
いや、今は肛門の形に思いをはせている場合ではない。
やっぱり尻を出すなら、ズボンをヒザまで下げるのは避けられない。
チ○コ見られるかな?
めっちゃ不安(PД`q)
そうこうしていると、オレの順番がきた。
1から4番まである扉の3番目からのお呼びだ。
オレは覚悟を決め、千鳥足で戦場へと旅立つ。
診察室はわりと狭かった。
シングルのベッドと椅子が二つ。
そこにはマスクをつけた○田医師の姿が。
医師「歩くの辛そうですね。ベッド寝ましょうか、ははは」
何がおかしいんですか?
オレは痛む尻をかばいながら、○田医師の指示通りベッドへ横になった。
医師「肛門が痛むそうですね?」
オレ「・・・はい。」
医師「どれぐらい痛みます?」
オレ「どれぐらい・・ですか?うーん、すっごく痛いです。」
医師「すっごく?あぁ、なるほど。」
○田医師はそう言うと、カルテに何やら書き込んでいる。
まさか、『すっごく』と書いておるまいな?
すると突然、○田医師は早くも核心部分に乗り出した。
医師「じゃあ診ましょうか、肛門を。」
○田医師はそう言って、なぜか半笑いでゴム手袋を両手に装着した。
さっそくズボンを脱げとの指示。
オレは腹を決め、勢いよくズボンとパンツを脱ぎ去り、靴下だけとなった下半身に気合を入れた。
さぁ来い。
後は煮るなり焼くなり好きにしてくれ!
これぞ男の潔さ。
男なら、 黙って半裸
医師「すみません、ズボンはヒザまででいいんですけど。」
オゥ!ガッデム!!Σ(*゚Д`;)
オレとした事が、ずいぶんと物語を早めちまったようだ。
医師「まぁ、一緒か。そのまま行きましょう。」
オレ「・・すみません(泣)」
医師「じゃあ、片足上げてください。」
何ですって!?
そんな事したら見えてしまうじゃないか!?チ○コがっ!?
こうなったら、
『サンタフェブロック』を発動するしかない。
この禁じ手を使うのは実に6年ぶりになる。
当局へ発覚する恐れもあるが、他に手はない。
医師「はい、ちょっと手はどかしましょうか、スウェッツさん。」
サンタフェ、ここに死す_| ̄|○
そして○田医師の両手は、禁断の園へと踏み込んだ
つづく →第3話
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