○○○の悲劇(10) | 炎の人生劇場

○○○の悲劇(10)

いよいよ聖戦が始まる。
もう後には引けない戦いだ。

○田医師とオペスタッフたちは、目まぐるしいスピードで手術態勢を進めている。
消毒液の匂いが鼻をさす。

緊張の瞬間だ。


○田「そんなに緊張しないでいいですからね。」

マスクの奥に輝く瞳は、心なしか鋭さを増したようだ。


まず手始めに、手術開始から終了までの全行程の説明を受ける。


はっきり言って、まったく説明の意味は分からない。

まぁいい・・ここは全幅の信頼を○田に寄せる他ない。
とりあえず切るらしい。
後は縫って終わりのショウタイム。


続いて麻酔だ。
術野が肛門なので、下半身だけの局部麻酔だ。


○田「脊椎注射で麻酔しますんで。横になって丸まってください。」

(( ;゚д゚)))アワワワワ

脊椎って、背中に直で注射!?
んなもんしたら死んじまうんじゃないか!?

青ざめてビビるオレに○田は笑顔で言った。

○田「大丈夫ですよ(笑)ちょっとした注射ですから。」

t

      注射器


           
                       

めっちゃ太いやんけ!?(*゚Д`;)

こんな大きい注射なの!?
見せるなよ!不安を煽ってどうすんだよ!?
まさかオレを殺す気か!?

もしや、医者を装ったヒットマンじゃあるまいな!?

反政府分子の芽を若いうちに刈り取ってしまおうというのだな!?
さては○田、CIAの東アジア諜報員か!?


しまった!
この体勢では反撃はおろか、逃げる事もままならない!
もはやこれまで・・・。


オレ人生・・グッバイ。

○田「もう少し丸まってくださいねー。」

オレ「はい、すみません(ノД`)」


懸命に背中を丸めるオレ。
これでもか、というくらいに足を抱える。

オレ「ぬぉぉぉぉぉ!」

※鉄棒の逆上がりを思い出してます。


すると・・・・


チクリ

あれ? 痛くないぞ?

チクリ、チクリ

ぜんぜん平気ですやん
.。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*

オレ「先生!ぜんぜん痛くないよ!!(*゚ー゚)」

○田「それは良かったですね(笑)」


ヤダッ・・先生、ちょっとカッコいい (*´д`*)

なんてさわやかな笑顔だ○田医師。

今、歯が光った?


おいおい、抱かれてもいいぞ?

うーむ、名医とは聞いていたが、麻酔の時点でこれ程とは。
○田・・GJ!(゚∀゚)

○田「じゃあ、麻酔が効いてくる前に手術台にうつ伏せになりましょうかね。」


来た!いよいよだ!!

つづく→第11話


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