swdさんのブログ -3ページ目

海と空と君と僕④

『…何コレ?。』
彼女が言った。
『ビーフストロガなんとか汗ユウが食べたいって行ってたじゃん汗
『ん~だけど…センス無いなぁ汗
ユウは微笑んだ。

買い物から急いで帰ってきて、料理本を見ながら、この有り様。いつも通りの風景とやりとり。

ユウは、僕の彼女。25歳の看護師。割と美人で、患者さんのウケもいいらしい。
『ウチの孫の嫁に来てくれって言われたんだよニコニコ。ヤキモチ妬いてくれるかなぁ?。』
いつも僕にヤキモチを妬かせようとする。

『そういえばさ、変な紙切れ拾ったんだ。コレなんだけど…。』
ユウに、紙切れを差し出した。
『ふ~ん得意げなんか意味ありだね。私は、知ってるけどねニコニコこの意味。』
ユウは、また微笑んだ。

海と空と君と僕③

ヒラヒラ…ポトリ…。
『なんだコレ…。』
空から、僕の目の前に舞い落ちてきた、小さな紙切れ。拾い上げて読んでみる。

小さな字で、こう書いてある。
『嫌いの反対は何?』
思わず声に出す。
『嫌いの反対…。』
ん~汗なんだコレ。とりあえずポケットに、小さな紙切れをしまい込んだ僕は彼女のマンションへ駆け出した。

駆け出した僕の頭の中は、夕食のメニューと嫌いの反対?でごちゃ混ぜになっていた。

海と空と君と僕②

出会ったのは、とてもとても寒い日。僕は、仕事の帰り道。当時、付き合ってた彼女に手料理を作ってあげたくて、メニューを考えながら歩いてたんだ。すると、空から一枚の紙がヒラヒラと舞い落ちてきたんだよね。たった一枚。ヒラヒラと。