おつかれさまです~

 

某院でホワイトニングしていたんだけど、ホワイトニングジェルが欲しいと来院された患者さんです。

前歯はA1より白くB1~W3(B1より白い歯をW1>W2>W3>B1と表します)で理想的な白さ

に仕上がっていますね!

 

ところが...下の写真をご覧ください。向かって右の中切歯の(左上1番)の根の辺りの歯茎に何か

プツンと出来てますよねぇ。

 

「ねぇねぇ今までにホワイトニングしてて結構沁みたりとかした事無かった?」

「あーそいえば前歯がジンジン沁みて先生に言ったらそのうち収まるからって言われました」

「どれ位で収まった?」

「1週間くらいかなぁ...」

「それでも続けてたの?」

「頑張りました!^^;」 と。

 

頑張り過ぎはホント危険なんだよね~ これ歯の中の神経死んじゃってます><;

 (通常、歯の中の神経が死んでしまって細菌感染が起こると、少しずつ色が茶色くなって

  きてしまいます。感染が起きない場合はあまり色の変化は無いのですが、歯を支えて

  いる骨が溶けて腫れたりするようになります。ので、現在経過観察中)

 

以前にも書いたんだけど、高濃度で限度を超えると、こういう事になっちゃう事があるんです。

過酸化水素濃度で最終濃度が15%を超える薬剤を使う時は、沁みないかどうか十分な

観察が必要なんですよ。

個人輸入で自分でジェルを調達している方も多いかと思うんだけど、過酸化尿素の濃度表示

で30%というのは過酸化水素濃度で約15%なんです。

個人個人違いがあるので、過酸化尿素製剤20%以上を使う場合は、酷い沁みが無いように

十分注意して使用してくださいね!

 

ちょっと前までは国内メーカーも35%過酸化尿素製剤も販売していたんだけど、現在は15%

以内の薬剤しか売らなくなってます、こういう意味もあるんだと思います。

 

ホントは怖いホワイトニングジェルのお話でした^^;

 

じゃね~またね!

 

 

 

pH(ペーハ)って知ってる? 酸性・アルカリ性ってやつだよ!

pHは 1~14って数字で表すんだよ!

数字が小さい方が酸性で、大きい方がアルカリ性だよ~(^^♪

水道水はほぼ真ん中の pH7 くらい

 

で、コーラとかレモン水は2.5位でかなり酸性度が高く、酸性度が高いほど歯には悪影響なのです。

コカ・コーラいじめる訳じゃないけど飲み続けると酸蝕症って歯が溶ける人も居るんだよ><;

 

これは酸によって歯の表面のエナメル質っていう虫歯に強い部分が溶けて虫歯になっちゃった例。

 

歯の漂白に使う過酸化水素ってpHが3.7位のいわゆる酸性(結構強い酸性)なんだよね。

これをそのまま歯に付けていると表面が溶けてくるレベル。

でも

ご安心ください!

歯科医院では、過酸化水素を活性化させる為に強アルカリ性の薬剤を混ぜて、pH8.5位の結構

強いアルカリ性にして用いるので安全だよ~(^^♪

 

ただ、NETでホワイトニングジェルと称して安く売られている商品はちゃんとしたメーカー製であっても

期限が切れた物の横流しであったり、ひどい物は成分が全く分からない逆に有害だったりするので、

使うなら十分下調べしてから使ってね、口コミって意外に信用できないんだから。

責任は取ってもらえないケースが多いので十分気を付けて!

 

 

 

薬物! と、いっても合法のね~www

 

ブリーチング(今後ホワイトニングではなくこっちを使います)の禁忌(やっても

上手くいかないからやめときな)って歯の色素沈着があります。

今ではこれも時間を掛ければいける!といわれていますが、昔は禁忌でした。

 

以前にもちらっ!とお話ししましたが「テトラサイクリン系抗生物質」という種類

の薬を歯冠の形成期(永久歯の場合1歳~4歳位)に摂ると、歯に特有の色素

が沈着します。これがまた風邪等による細菌感染に良く効くんですよ~いい薬

なんですが。

 

色は黄色~茶色~グレーで濃さは様々です。

下記はかなり濃い沈着で女性なので話す時に口を手で塞いで話すくらいコンプ

レックスの元になっていました。

写真では濃度が分かりにくいのですが、口の中で暗いので確かに強いグレーに見えていました。

効果が良く分かるよに、まず上顎(上の歯)だけブリーチングした結果です。

見掛けはかなり綺麗に(まぁ普通の色)なりご本人も満足しておられます。

 

ただ、これはかなりの強い意思を持って行わないと出来ませんよ。約3か月、途中

休憩を挟みながらほぼ毎日ホームブリーチングをやってもらいました。

最初は濃度の低い薬剤を用い、途中かなり強い薬剤で行い終盤にまた弱めの薬

剤に変更して頑張って頂きました。

 

諦めないでください!頑張れれば叶います!^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

治療前でクリーニングする前の状態、男の子ってこういう状態の歯の人多いよね~もうちと綺麗に

磨こうよ~! って30歳(身内:はずかしいっすwwwww)

 

下記がクリーニング後、薬剤(5%)程度塗布+LED光照射を3回繰り返した後

身内なんで歯茎から出血する程の容赦しないクリーニングも効いて、ある程度綺麗になったねw

向かって右の1番前の歯(左中切歯)には結構しっかりとしたホワイトバンド(白い帯)が出現して

るでしょ! これ昨日話した木の年輪みたいなものなんだよ!

このまま2週間程度放置してると目立たなくなるけどブリーチング直後は頻繁に発現するんだよ!

ちなみにこの年輪は彼が2~4歳の頃に、乳歯の下歯茎の中で育った証なんだね!

 

皆さん同じだよ~ 前歯(永久歯)の歯の頭(歯冠)の部分は2~4歳頃に出来てくるんだよ!

なのでこの時期に健康上の何かがあると、歯の色とか(ひどい場合は)形とかに現れるんだよね!

 

今日は1本の歯でも白くなりやすい部分となりにくい部分があって、木の年輪みたいな

「ホワイトバンド」として現れたりするってお話~(^^♪

 

んじゃまたね!

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホワイトニング1回で真っ白!」と銘打って、ビフォーアフターの写真を掲載しているHPをよく見掛けますが、経験のある方なら「そんな簡単じゃない」とお分かりになると思います。

普通は1回で真っ白にはなりませんよ~

ブリーチング(一般的にはホワイトニングと言ってるけど本当はブリーチング)は本当に個人差があります!

 

下の方は低濃度(5%程度)で1回(3回塗布+光照射)来院で

カラーからすると6~8段階白くなった症例です。こんな人は非常にまれなんですよ~!

ご本人はもうこれで満足なのか、その後音信ありませんwww

私としてはもう2回来て頂ければ「輝く笑顔完成!」って思ったんですがw

 

最初2~3段階程度白くなれば普通です。

ならない人は高濃度(35%)薬剤を使っても「ちょっと明るくなったかな~?!」って程度で、患者さんも術者側も「がくっ!><;」ですw

 

でもね、濃度の高い薬剤をどんどん使って早く白くした歯は光沢が思うように出ないんですよ実際は。

後戻りも早いし、良い事ないんです。

低濃度で回数を掛けてじっくりやっていった方が綺麗に仕上がるんです。

 

普通1回の来院では

「前と後」って文字を入れなきゃ分からないくらいの変化www  え?もしかして前の方が白くね?!

...なんですよ!

 

でもね後の側の写真を拡大してじっくり見ると、歯の淵に白い所が出来てるのが分かると思うんだけどな~^^;

1本の歯でも白くなりやすい部分となりにくい部分があるんです!!

 

「安心してください!」 (ちょっと前に流行ったフレーズw) 薬剤の漂白効果はちゃ~んと出ています!

ここから2回程度重ねると、 お!ホント白くなってる!!! ってなるんですよ^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

お疲れさまです~

 

率直に言って、光照射は「二酸化チタン光触媒」を活性化させる為なんですね。なので光触媒の入っていないホワイトニングジェルを歯に塗って光照射しても何の意味もない訳です。

 

一番多く存在する「アナターゼ型二酸化チタン」は紫外線を含む波長で387.5nm(nm=ナノメーターって読むよ)以下の短い光を当てると電子を放出して活性化されて

水分(2H2O)と接するとH+を奪い取ってOH-(オーエイチラジカル)という強力なイオンを出して漂白殺菌効果を発揮するんだよね。

これが水じゃなくて過酸化水素(H2O2)だとより多くのOH-を出すので強力な漂白殺菌効果が表れる訳。

 

さて光照射する機械だけど、市販されている殆どのホワイトニング用光照射器はその光の波長が400nm

~500nm(人間の目で見える光という事で可視光線)という光触媒に当てても意味のない光しか出せないんだよこれがw

で、光触媒のメーカーは必至になって「可視光応答型光触媒」っつうのを開発したんだ。

これは可視光線でも二酸化チタンが触媒効果を発揮できるように改良してあるんだよね~

ただ、やっぱり可視光応答型光触媒でも、紫外線と可視光線の丁度中間付近(400nm)から下(波長の短い)

の波長に強く反応するんだよね~ この387.5nmの波長から下の波長を出す機械が良いんだわ!^^;

ただ360nm以下の紫外線は害がある事があるので360nm~390nmの光を出す機械がいいね~ 

売られて無いけどwwwww

売られてなきゃ作っちゃえばいいじゃん!って事になるよねwww そうだよ!作っちゃえ!!!

.....これ以上書くのやめとくね! 作り方とかw

 

何だか面倒な話をしちゃってちんぷんかんぷんだと思うけど、ごめんね~ これ医療関係者も読むだろうから嘘は書けないのでね!^^;

 

話違うけど

最後に写真飾っておくね、理想的な色調のB1よりも白くパールカラーと言われる真珠色の歯。なかなか居ないんだよね~羨ましいね。

1本の歯でも殆どの人は部分によって色が違うんだけど、この歯は均一な天然の色をしてるね~

 

よーくみると横に縞模様があるよね!これが殆どの人の歯なんだよね~

歯は体の中にある時、貝殻の様にカルシウム等の成分が添加されて出来てくるんだよ!

なので、その時期の栄養状態で色が変わるんだよ!木の年輪みたいなもんだね!

 

今日はここまでで!

 

 

 

 

ホワイトニングで光照射する理由って知ってますか?^^;

サロンとかで過酸化水素を使わない(使えない)所でもLED照射とかってしてる所ありますけど、光照射の意味分かってますか?

何か皆さん 「お天気のい日に洗濯物干すと色物が色あせて白っぽくなる」 イメージ抱くでしょw 

あの感じで「歯も光当てると白くなる!益してや、何だか歯に薬塗ってるからこれが効くんじゃね?!」って思ってない?www

残念~(^^♪  殆ど意味ありませ~ん!wwwww

 

太陽光に含まれる紫外線で漂白効果のある部分は、総紫外線の中の波長の短い数%の紫外線で、殺菌(殺菌灯)や日焼けサロンなどで使われる紫外線より、遥に量が少なく、波長が短く実は危険な部分の紫外線なんです。

紫外線って2種類に分類されるんだよ! 危険な(波長が短い)方は漂白効果や殺菌効果!

あまり危険じゃない波長の長い方は、逆に「日焼け」して黒くなりますw

 

んじゃこの漂白効果の高い紫外線を歯に当てたらいんじゃね?!って考えてアメリカの某ロケット研究機関で作られた機械過去にがあってね、凄く白くなるんだけど、危険で消えて行った幻の機械。

 

最近、歯科業界でも「光照射しない」薬剤が出回ってます。誰でも観れるHPなので紹介しておきます。

https://intl.ultradent.com/ja

オパールエッセンス ブースト って製品で35%過酸化水素を使っています。ちなみに35%濃度の過酸化水素は日本で売られている最大濃度です(医師・薬剤師しか扱えません)

これは光照射をしないで、2つの液(1つは反応促進剤)を混ぜ混ぜして、歯に塗って漂白(ブリーチング)します^^; (これが我々の手に8000~9000円で渡り、そこへ技術料や諸経費や利益が加わって=治療費用=価格 になりま~す)...ちとしゃべり過ぎましたw

 

光照射をする意義(何故するか)は次回ね~

 

初診から7回のブリーチングで得られた白い歯。

これは前のブログを見て比べて貰えば分かるけど、左側に単純に最初の画像を重ねて比較してみました。

 ここまでくるとかなり印象が違ってくると思いますね~^^;

 ご本人はもっと追求したいそうなのでお付き合いしますよ10回まで~(^^♪

 

ただ、その歯の限界ってのも存在しますこの方の場合5回目から7回目までの変化が緩く、そろそろ限界に近付いている感じがしました。限界が来ると殆ど変化しなくなります。

 

 オット!^^; 皆さんが気になる事をお話ししないとねw

 ここまでの治療期間約3か月、費用5万円(10回まで追加費用なし)です。

 

 

昨日の続きですよ~

何故か2回目の来院の写真が無く次は3回目の来院施術終了時点です。

この方は上の歯に比べて下の歯が順調に白くなってきていますね。写真を拡大してみて頂くと分かるんですが、上の前から2番目(側切歯)の色が抜けにくいです。歯茎に近い側が特に色が濃く、これは小さい頃飲んだある種の抗生物質が原因かも知れません。薬が原因だともっと回数を重ねて施術する必要が出てきます。

 

次が5回目来院施術終了時点です。

ここまで来るとかなり白い感じになってますね!A2より若干白い感じですが、1本の歯でも場所によって色が違うのが分かると思います。これは歯茎の中で歯が出来てくる時の体の状態や、その時取り込んだ栄養が関係して貝殻の様に歯は育つんです。歯の色って一本の歯でも均一じゃないんですよ~!

 

次が7回目来院施術終了時点

B2~A1のカラーになってきました。これまで使った薬品濃度は最高で17%です。過酸化水素濃度が15%を超えると、人によっては「沁みる」という症状が出ます。沁みるのを我慢して施術を続けるのは歯に良くない、いわゆる歯の悲鳴ですからね。

この方も6回目来院時に17%の3回目で沁みる症状が出て、その時点で施術を中止した事がありました。

ほぼ終了に近づいてきました。

 

 

 

 

漂白(ブリーチング)、歯面コート材(マニキュア)、ラミネートベニア修復(歯を削って見える面に人工の歯を貼り付ける方法)又はジルコニアクラウンとかメタルボンドポウセレンとかを被せる方法

上の方法すべてが「歯のホワイトニング」なんだけど、ここで言うホワイトニングは「ブリーチングだよ!」

 

セルフのホワイトニングやってみて「ホワイトニングなんて白くならないよ」という話をたまに聞くけど、セルフで出来る限界は歯の表面に付いた汚れや色素を取り除くだけです。本来のその人の歯の色になるという事。

 

「ポリリンホワイトニング」とか白くなるって言うけど、ポリリン酸は歯の中へ入っては行かないので、やはり表面の汚れを取り除くだけです。

 

これがポリリン酸処理してクリーニングした状態(最初の写真が無いけどごめんね~)

青い色のは、歯茎を守るために塗った薬、気にしない気にしないw

 

次が過酸化水素5%程度の光触媒の入った薬剤を歯に塗って、15分間の光照射を3回繰り返した後。

歯の表面の光沢が回復して下の前歯は若干白くなった気がしない?(低濃度の薬剤でブリーチングする利点はこれ! 光沢(^^♪)

でもねこれ見て「おー!白い!」って思う人居ないよね~ そうなんだよ、1回来院じゃ白くなんてならないんだよ!

みんな1回で真っ白になるって思ってるでしょ?!それは違います。この後どうなるのか次回へ(^^♪

 

普通、歯科医院でのホワイトニングとは「ブリーチング」の事で、髪の脱色と同じだよ~^^;  髪の脱色には6%の過酸化水素を2~3倍に薄めて使うんだけど、地肌がピリピリするでしょ。でも「歯」は超固い組織なのでそんな濃度ではしっかり薬剤が歯の中へ入って行かないから、35%過酸化水素という劇薬を薄めて使うんだよ! 歯科剤メーカー製は22%~6%と各社色々。

 

今日のお話は「ホワイトニングって言っても色々な方法があるけど、本当に白くするには過酸化水素を使うんだよ」って事。