みなさんお久しぶりです。
3年マネージャーの中畝地です。
まだ、閉幕はしていませんが西南学院大学は今回の春季リーグ戦7季ぶりのBクラスが決定いたしました。
僕がこの西南学院大学硬式野球部の門をたたいて、初の経験です。
7季ぶりということは今回最上級生の27期も初めてのBクラスということ。
この現状から今の西南学院はリーグ戦において勝利する環境に慣れすぎて、勝利を軽視し、勝利への執念やこだわりが薄れてしまっていたのではないかと僕は思います。
今年の西南学院には、ベスト8だった去年のエースやクリーンナップ、打点王がいます。
多少実力が落ちてしまったところがあったのかもしれないけれど、それは九州六大学野球連盟の他の大学も同じ印象です。
そのなかで結果がふるわなかったのはすごく悔しいこと。
ということで、現段階で僕が信じている、勝てる組織について本日は記したいと思います。
僕が今思う勝てる組織の要素は大きく分けて3つ。
1つ目は、当たり前のことが当たり前にできる組織。
2つ目は解像度が高い組織。
3つ目は勝ちたいと心から思っている組織。
詳しく説明していきます。
1つ目の「当たり前のことが当たり前にできる組織」は、以前のマネージャーブログにも書きましたので、イメージをしやすいと思います。
挨拶をきちんとする、ありがとうやごめんなさいを言う、使ったところをきれいにする、約束や時間を守る、手洗いうがいをするなどいろいろあります。
この当たり前の最低限の基準は小学生の時に教えてもらったこと。
前回のブログでもう少しきちんと書いているのでぜひ観ていない方はご一読ください。
このチームの現状において最も大事なのはなぜ当たり前のことが当たり前にできないといけないか。
僕なりの答えは、そういうチームは応援したくなるから。一択です。
日頃から西南学院大学の硬式野球部として活動する中でチームを客観的に視たり、九州六大学野球連盟の一幹事として他大学を観たりする中で純粋に当たり前のことをできるチームは応援したくなります。
その中で、僕が最近思ったのは応援「される」チームという言い回しへの疑問です。
「される」というのは受け身の言葉であり言い換えれば他人軸であると捉えることができます。
周りからどう見えるか、どうすれば評価されるかなどを中心に考えてしまい、行動する基準が、印象になりかねません。
もちろん人と人で社会ができている以上、他人からの印象や評価は大切なものであるし、良く捉えてもらえるように動ける力も必要であります。
しかし、本当に目指すべきは誰かに見られていようが見られていなかろうが、人としてやるべきことをやり、自分の正しいと思ったことをできる人間になること。
そうなると、行動基準は他者からの印象ではなく、自身のあるべき在り方になると考えています。
たいていの人間の考える、人として行うべき正しいことは普遍的なものです。
ゴミが落ちていたら、誰かに見られているかもしれないと思い、素通りしたら応援されるチームにふさわしくないからゴミを拾う。
そうではなく、
ゴミを拾ったほうが環境をよくすることができるし、自分も心がすっきりした気分になるからゴミを拾う。その一連の動作をたまたま誰かに見られていて、結果として応援したいと思ってもらえる。
後者のほうが素晴らしくないでしょうか。
ありとあらゆる行動に意味を持ち、自分自身の心の中でやった方がよい、正しいと判断する、自分軸で行動ができる人間に私はなりたいし、同じゴールに向かうチームメイトに対しても同じ気持ちです。
2つ目は解像度の高い組織です。
簡単に言えば、中身が詰まった組織です。
どこに向かって活動するのか。現状把握。課題と役割の明確化など組織を動かす上でカテゴリーは様々ですが、これに共通して大切なのは、チーム全体で共通認識を持てているかどうか。
言い換えれば、誰に質問しても、答えが同じニュアンスを持つものになる組織をつくるということです。
人それぞれ解釈は異なるので、全く同じ言葉を用いて表現をすることを強いているわけではありません。
例えば、シートノック。
シートノックは見世物であり、力強く、美しいプレーをし、相手に対してプレッシャーをかけるものです。
しかし、普段の練習メニューにも導入されることがあるため、もしかしたら守備の能力を高めるためのものという認識を持っている選手がいる可能性も否定はできません。
もしこのような選手たちが同じチームに共存してしまった場合、シートノックの目的にズレが生じているため、目に見えないところで綻びができてしまいます。
それを防ぐためにシートノックの目的をきちんとチーム全体に共有し、みなでつくっていく必要があります。
このように、野球部として活動していく上での1つ1つの行動に対して全員でつくりあげる意識を持ちたいところです。
3つ目は心から勝ちたいと思っている組織です。
厳しい言い方かもしれませんが、勝つことができないと報われません。
そのために勝ちに対して執念を持ち、勝つためならなんでもできるというマインドも必要だと思います。
今回のリーグ戦の中で、僕は感情を表現できる人が少ないと感じました。
イチローさんはどんなチャンスで打ったとしても、常に冷静でいれる人が強いと語られていますが、それはそうです。いつ何時でも自分のマインドをコントロールできる人は良い。
だけど、人間は情に弱い生き物です。誰かが本気で喜んでいれば、共に喜びたくなるし、苦しんでいる人がいれば、思いを感じ取りどうにかしてあげようと策を考えるものです。
だったら、チームが盛り上がり、勝てる可能性が上がると信じることができるのであれば、パフォーマンスでもよいので感情を出せたほうが良いのではないかと思うのです。少なくともこの西南における野球においては。
ブラザー制度や全体でのミーティングを通して、上級生のやっていることや思いを知ることができる環境であるし、2年春のリーグ戦後に行われるコーチ決めを通して、同級生の覚悟や責任も知っているからこそ、思いを共有できる。
そんな人のガッツポーズや雄叫びによりベンチが盛り上がり、スタンドが沸いて、球場中を巻き込んでいき、勝つ雰囲気が出来上がるのではないでしょうか。
僕はこのようなチームづくりをすることを通して、社会に出てうまく、そして長く生きることのできる人間を1人でも多く育みたいと考えています。
そして、その組織の結果として勝利することができると信じています。
このチームの成長過程をぜひ見守ってほしいです。末永く応援よろしくお願いします。