アメリカのパワーポップ・バンドの大ヒット作です。もうですね、このバンドについては完全に洋楽に目覚めた中2の自分抜きには語れまへん。名前は忘れた同級生の何とか君に影響され、初めてビートルズを聴いてハマっていった頃と同時期でした。たしか。必ず買っていた音楽雑誌のFMファンや週間FMに載っていた、キャッシュ・ボックスだかビルボードだかの全米チャートを追いかけていたので、このライヴ盤に入っている“I Want You To Want Me”(邦題:甘い罠)がチャートを急上昇していたのをよく覚えています。ビートルズ好きなところをあえて押し出していたようなバンドで、“Magical Mystery Tour”のカヴァーにとどまらず、曲によってはそのままビートルズのフレーズを引用したりしてました。ここではファッツ・ドミノの“Ain’t That A Shame”で、一瞬ギターのリック・ニールセンは“Please Please Me”のフレーズを弾いています。私にとってはドラムのバーニー・カルロスが特にポイント高くて、そのままリンゴ・スターに通じるようなドラミングしますよね。的確なタム回しとか、ここぞっちゅうとこのフィルなんかにリンゴ同様のセンスのかたまりを感じます。全体にとてもよくプロデュースされた隙のない完璧なライヴ盤なんですが、実際すごく上手いプロフェッショナルなバンドでした。いやあ、しかしこの自分の何週目かわからないバック・トゥ・ルーツぶりは、そろそろ死期が近いと見るべきかもしれません。ひゃっひゃっひゃ









