セカンド・アルバムです。ギタリストのジェイムズ・スコットがリリース後、オーヴァードースにより亡くなったので、オリジナル・メンバーでの作品はここまでの2枚だけです。ロック・バンドにとっての最初の試練となるセカンド・アルバムっちゅうことを考えると、ファースト・アルバムに負けないくらいのレベルは保っていると思います。シングル・ヒットした“Message Of Love”と“Talk Of The Town”、それからキンクスのレイ・デイヴィス作の“I Go To Sleep”収録です。この曲はレイが65年に作り、アップルジャックスという英バーミンガム出身のバンドが当時とりあげました。マニアネタとしては、アップルジャックスにはピート・デロという人が楽曲を提供していて、彼は60年代後半にハニーバスというサイケ・ポップ・バンドで短期間活躍した人っす。基本的には1stアルバムと同路線、ガレージ色強いサウンドがとんがっていて大変カッコよろしいです。1800円で手に入れた当時の帯付き国内盤には、付属のライナーノーツに年表が載っているんですが、それを読んでみるとこのバンド、英米両方でめちゃめちゃ売れてたんですね。同期デビューのU2以上といってもいいくらいです。U2の場合はサードの『War』で大ブレイクしたわけで、それまではセールス的にはパッとしないバンドでしたね。なつかしいなあ。“Day After Day”が少しだけ前作の“愛しのキッズ”タイプで好みです。“The English Roses”も同様に好みで、このアルバムはスルメタイプの多いB面の方がA面よりも味わい深いと思いました。次作以降も安ければ当時の国内盤(できれば帯付き)手に入れたいですなあ。おわり
