漫画「キング★オブ★アイドル」の1巻を買った。
「なのは洋菓子店のいい仕事」作者の最新作にあたる漫画である。
「神のみぞ知るセカイ」でハマり、略して「なの菓子」も面白かったからというわけで、この「K・O・I」も買った。
アイドルものと知り、主人公として紹介されたのが女の子だったために、「あれ?」と思った。
前に、「なの菓子」のパイロット版と言える「洋菓子店ギャラクシー」の主人公は女の子だったのに「なの菓子」として連載がスタートした時は男3兄弟に変わってときに、そのことについて確か作者さんのブログで「僕は女の子主人公で連載はできない」と言っていたのに、新連載の主人公は女の子なのか?、なんて思ったわけだ。
まあでも心境の変化とかもあるだろうし、それはそれで……なんて思っていたら、まさかの女装男子!
なるほど、だから「キング」なのか!
女の子だったら「クイーン」というところかね?
ただふと思ったのは、例えば女性が王位を継いだ時にはキングなのだろうかクイーンなのだろうか?
「クイーンエリザベス」とか言うくらいだから、やはりクイーンでいいのか?
となると単純に王様の奥さんは本来何と言うのだろうね?
例えば現在放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公井伊直虎は城主を継いだ時に周りから「殿」と呼ばれるようになった。
よく時代劇とかで男のことを「殿方」なんて呼ぶことから、「殿」は男の呼称ようだが、城主の立場になれば女でも「殿」になるのだなあ、と思った。
殿の奥さんであれば「お方様」とか言ったりするけど、女で国を継いだ場合の「クイーン」に相当する言葉が当時にはないということかな。
だいぶ話は反れたが、本題の「K・O・I」の感想を書こう。
と言っても1巻はまだ準備段階と言った印象。
舞台となるアイドル育成学校「NEMS」の紹介や、主人公の特性にその背景となる母親の存在、男であることが同部屋の女の子にバレたことでそのことを一緒に隠してくれる相棒を得たりと、この漫画の設定紹介を中心とした話ってところかな。
出演者のキャラ紹介もまだ全員出来てはいないし、本格的に始まるのは2巻以降とも思えて、それは2巻のお楽しみだね。
そして、女の子を書かせたらトップクラスとの定評のある作者さんだから、女の子キャラがやっぱりとにかくかわいい!
ただ、この作者さんって結構いろいろなパターンの可愛い女の子を書き分けられると思っているから、現状はまだ皆同じに見える感じで、ちょっと残念かな。
しかしそれはまだ全キャラの掘り下げが始まっていないので、そこが出てきたら違いも出てくるのかなと思って、そこは今後に期待と言ったところか。
作者さんのブログにも「この話の女の子にモブキャラはいない」みたいなことを書いていたし。
さて、というわけで、この作者さんの漫画の感想を書く時の定番として、ヒロインの感想でも書こうかな。
・遥名 まほろ
本作主人公。
上に書いたように女装男子なわけだが、本人が女の子としてアイドルを目指すのであれば、そこはやはりヒロインということにしよう。
同部屋になった女の子にドキドキするところを見ると、男が好きと言うわけではなさそうだが、お風呂を覗いたりなどの女体に興味を持ったりと言ったところもなさそうだ。
それが年齢によるものなのか、理性で押さえているのか、それよりアイドルになることに興味がありすぎて他が目に入らないのかは不明。
いや、どちらかというと3つ目なのかなという印象だな。
まだ本編では仕組み等についてそれほどまで説明されていない「アイオス」を使って生み出す「オブジェクト」。
その力を利用して、伝説のアイドルと言われた母親を作り出して会いたいという一心で女装してアイドルになると言う道を選んだわけだが、目標としてはまだピンと来ないね。
それよりも、男であることを隠して男性立ち入り禁止のNEMSでどんなドタバタを繰り広げてくれるのかが楽しみ。
なぜか周りを制してしまう謎の声にも注目。
男であることが一番バレやすいアレにちょいアレな特性があり、しかもその特性が発動する契機が「歌う」という今のアイドルでは切っても切り離せないところにあるといったり、いろいろ面白くなりそうな要素が詰まった、さすが主人公。
今はその期待値が最も高いというところだな。
ビジュアル的には当然かわいいが、やはりどっか男の子っぽいところが感じられる風貌をしている。
後出しジャンケンのようだが、最初見たときも女の子というにはどこか違和感があるとも思った。
・瀬川 瀬奈
主人公まほろと同部屋で、いきなり男であることを知ったことで、強制的に相棒ポジションに立った女の子。
ちょっときつい女の子に見えがちだが、それは他人との付き合い方がわからないが故であり、そんなときにまほろの母親「星崎恋」の昔の映像を見て「こうなりたい」と思ってアイドルの道へ。
最初に掘り下げられた人物なので、アイドル動機もある意味オーソドックスと言ったところか。
でもそこがこの子の魅力へと繋がっていくとも思えて、まほろ同様期待値大!
小学校時代のまほろの母親の映像を見て涙ぐんでいる姿かわいかったしね。
ビジュアル的には性格が反映されているのか、ややきつめな印象。
でもデフォルメった時は、これもこの作者さんの特徴だが、やはりかわいい。
・赤井 瞳
神社の娘に生まれ、こっくりさんでアイドルを目指すことを決めたちょいと不思議ちゃん系?
そんな理由でNEMS試験を受けたこともあり、何やら自分に自信がなく常にネガティブ志向が付きまとう。
そんなところや見た目から作者さんの代表作と言える「神のみ」こと「神のみぞ知るセカイ」のキャラ「汐宮栞」を想像してしまったが、体型的に一か所圧倒的に違う部分が!
そう、巨乳である。
これはとんでもない武器ですぞ! 今後の話に絡んでくるのだろうか? いや、絡まざるを得ないだろう。
そんなこんなで、丁寧な口調だったり他人を呼ぶときに「様」をつけたりと、いいとこのお嬢様風で、まほろを意識高い系として憧れたりと、こちらも今後楽しみなキャラだね。
まだまほろが男の子であることを知らないわけだが、最後まで隠し通されるのか、どこかでバレるのか、もしバレたらその時の反応は?、男として好きになってしまうのか、逆に距離を取ってしまうのか。
どう転んでも面白そう。
・飛鳥 未来
瞳の巨乳にもいち早く気付いたり、瞳の入浴中に乱入してきて「胸見せて」と迫ったりと、最近現実社会でもよく見るマスコット的に女の子が好きな女の子。
突っ走り系な感じで、1話目からパンチラを披露していたが、上の三人ほどはまだキャラの掘り下げが進んでいないという印象。
NEMSを見て自分の家の方が大きいと言ったりしていたが、もしかして大金持ちのお嬢様なのだろうかなんてことを匂わせる程度。
最初のアイドル試験の時に一瞬冷めた顔をしていたが、この子のキャラの掘り下げが起きた時にもしかしたら何かしらの心の闇が出てくるのではないかとちょっと思わせるところも。
ここまでの4人が中心になりそうなので、ただの突っ走り系でないところも見せてくれるのだろうと期待する。
作者さんではお決まりとも言える「陸上部」だし。
・渋谷キサラ
NEMS試験前から知る人ぞ知る有名なジュニアアイドルだったとのこと。
よって同じ試験を受けても上の4人とはすでに知名度が違うわけだが、その程度の差なんてすぐ埋まるだろうなと思う、。
本人がそのことに気付いているのか気付いていないのかでこの子の今後の動きが変わるだろう。
まだそれがどっちかはわからないので、そういった意味では未知数。
主人公まほろの所属するクラスの他メンバーも顔と名前が発表されたが、まだセリフもないメンバーもいたりと未知数なキャラがいっぱいいる。
その人たちとどのように話が進んでいくのか、2巻以降も楽しみだ!
