悲しい思い出![]()
婆が小学生の頃、家の近所で建築ラッシュの時期
があったのだよ。
婆は子供のくせにシブ~イ趣味を持っててね、工事
現場に積み上げてある砂利の中から、「きれいな石を見つける」ことにハマッてた。
石英とか、雲母とか、中には水晶の塊みたいなのも
混じってて、婆にとっては宝の山だったのさ。
入っちゃいけない工事現場にどうやって入ったか
覚えてないけどね。
とにかく毎日のように砂利山めぐりをしておった。![]()
そんで、集めた石を、高級なお椀とかが入っていた
っぽい木の箱に入れて、眺めちゃ一人でにやついてたのさ。(暗いんだよ、本当は
)
ある日学校から帰っていつものように机の1番下の
引出を開けると「木箱がない!」
もともとだらしないから、どっか置き忘れたかと思って
部屋中引っ掻き回したけど、どこにも・・・ない![]()
婆はこわ~い母親(厳しかったからねえ)におそるおそる尋ねた。
「ああ、汚いから捨てたわよ(平然)」
生まれて初めて母親に「食ってかかった」![]()
1発ほっぺたをたたかれた。
こう言われた。
「汚いもん捨ててやったんだから感謝
しなさいよ。まったく。誰に向かって
口聞いてんのよ
」
継母ではありましぇん。
ただちょっとヒステリックな人だっただけ。
でもさ。
婆は急いでゴミ収集所行ってみたけど夕方だもんね
あるわけないよ![]()
泣いた泣いた、本当に悲しくてさ・・・
子供いる人達、くれぐれも勝手に子供のモノを捨てないように![]()
婆はそれ以来反抗的で親にとって可愛くない子供に
なったのは、言うまでもない(-_-メ